惑星大戦争、終了
Tジョイ大泉で「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を見る。
既視感のある展開やシーンが多いが、まあサービス満点というか、出せるものはみんな出すというか、視聴率アップのためならなんでもやるNHK紅白を連想した。
42年間もつきあってきたシリーズだけに、見終わったときは、祭りのあとの寂しさが残った。
いろいろ疑問や不満もあるが、こういう話はこういうもんだよな……と納得&満足。
ところで、隣にえらいデブが座ったので、気になって仕方がなかった。その存在感たるや、巨体が席から溢れんばかりで、こっちの視界に入ってきそうでイライラ。特大サイズのコーラを、席の境目のドリンクホルダーに置いているのも気になった。そんなもの飲んでるから太るんだよ!(^_^;)
さらに、一番いいところで、でかいいびきをかいて寝ていた。敵味方入り乱れる大アクションシーンのさなか、それに負けない大音響のいびきを聞かされるのは、かなり萎える。デブって呼吸音がそもそも大きいんだよな〜。お前はダース・ベイダーか!
というわけで映画に没入できず、閉口した。
かつて自分もデブだったので人のことは言えないのだが、それでもここまでじゃないよなと安心し、もっとダイエットしよ!と、早くも新年の誓いを立てたのでありました。
それにしても、42年も付き合ったSWシリーズ。頼むから生きてるうちに終わらせてくれよ……と思っていたが、いざ終わってみると「いつでも死んでいいよ」と言われているような?気になったりして(^_^;)
(以下ネタバレあり、注意)
最後、レイが自らスカイウォーカーを名乗る。これが副題となっているのだが、ルークやレイアと血は繋がってないのにナ~。つまりスカイウォーカー家は万世一系じゃないのか? 女系でもOKなのか?――と、時節柄気になったのでありました(^_^;)
50周年
前回の続き。
この集まりはすでに何回もやっているので、話題はいつも似たようなものだ。
「また同じこと言ってるよ」と思いつつ、こっちもちょっと違うツッコミを入れてみたりして。
繰り返しているうちにひとつの噺がだんだん熟成されていく落語の世界のような気もしたりして。
まあ同窓会なんて、こういうマンネリズムもひとつの様式美みたいなものだろう。
今回は、ちょっとしたサプライズが。
卒業以来ずっと会ってなかった男が初めて参加したので、その点ではけっこう新鮮な?話題が続出した。
本人は髪が白くなったぐらいで、雰囲気や話し方も学生時代とちっとも変わってないのでビックリした。
人間って、そうそう変わらないもんだなあ……。
それにしても、今年は入学50周年という節目?だった。50年ってあなた、昔の人なら死んでまっせ(^_^;)
「生きてきたというのは、それだけで大変なことだ」という五木寛之の言葉を思い出した。
よくまあここまでお互い無事で……と、みんなの顔を眺めて、ちょっと感慨に浸ったのでありました。
地域格差?
某大学の同窓会メンバーによる忘年会に参加。
同じ杉並区でも格差意識?がある、というのを知って驚いた。
杉並区でも環七から向こうの地域で生まれ育った某氏によると、環七から西は格下というか田舎というか、上から目線で見てしまうという。
彼の地域が「都心に近いから」というのだ。
ふつう杉並の中心といえば荻窪とか阿佐ヶ谷かな?と思うわけだが、環七から向こうの意識は違うようだ。
えええ〜っ???とかなり驚いた。
つらつら思うに私も、自転車で善福寺川沿いに東に向かうと、たいてい環七あたりでUターンして帰ってくる。
どうもあの大きな道路と交通量が、ひとつの壁となって、これ以上進む気をなくさせるようなのだ。
ベルリンの壁ならぬ、杉並の壁?
そういえば先日の「出没!アド街ック天国」は方南町だった。まさに環七の向こう側。
方南町で1時間持つのか?と他人事ながら心配したが、一応面白い内容になっていた。
ここでワタシは言いたい。
方南町が取り上げられるのは初めてだが、西荻なんか、もう3回は番組になっている。阿佐ヶ谷や荻窪も同様だ。これが世間の評価というものだ。環七の向こう側の世界観は狭いっ!!
……って、どっちもどっち?(^_^;)
ゾクゾク?
ユナイテッドシネマとしまえんで、「ドクタースリープ」を見る。
「シャイニング」の続編ということで期待したのだが、あっさり裏切られた。
前半のもやもやした展開は、「オレはほんとに続編を見てるのか?」と思ったし、中盤のなんだかB級ゾンビホラー的展開には口あんぐり。
終盤、やっとあのホテルが出て来るのだが、時すでに遅し。前作の見せ場をなぞったような安い描写に、「2時間半もトイレをがまんしてこれかよ!」と思った次第。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』にもガッカリしたし、このところ続編には落胆させられるなあ。
もっと続々、いやゾクゾクさせてくれよ!
タイトルに引っ掛けて言うと、前作の輝きはなく、眠気だけがあった……なんてところか(^_^;)
かすかに感じた希望は、イーストウッドの新作『リチャード・ジュエル』の予告編ぐらいでありました……。
目移り
ついこないだまで、女子フィギュアといえばザギトワちゃんがごひいきだったのだが、最近登場してあっという間にハートを鷲掴みにされたのが、コストルナヤちゃん。
ザギトワちゃんも容貌だけならハリウッド女優なみだと思ったが、こっちも目が点になるほどの美貌だ。
ロシアに限って、天は二物を与えすぎだと思う。
いや〜、眼福眼福(^_^;)
ザギトワちゃん、ここのところ不調なので、マサルにかまけて練習をサボったのかと思ったが、もちろんそんなことはなさそうで、層の厚さによる世代交代ということか。
それにしても、花のいのちはなんとかで、女子フィギュアの全盛期は短いなあ〜。
さて日本から見たコストルナヤちゃん対策だが、誰か原宿あたりへ連れて行ってやったらどうだろう。
ロシアくんだりにはあんな街はないだろうし、きっと喜ぶぞぉ〜。
さんざん連れ回して衝動買いさせ、うまいものも食べさせて、資本主義的堕落(?)に持ち込むのだ(^_^;)
日本スケート連盟の予算を投入してもいい。
きっと、練習する気なんてなくなるぞ……と希望的観測。
これぞ日本流“おもてなし作戦”だ(オモテなしだけに、裏がある?)。
それにしても、ザギトワなんて覚えにくい名前をやっと覚えたと思ったら、コストルナヤなんてまたさらにややこしい名前が出てきて閉口する。
ほかにも、ロシアにはすごい美形+変な名前の選手が控えているようで、この先いろいろ大変デス……?
少子化時代にオススメ?
そんでもって、「ターミネーター:ニュー・フェイト」の流れから「タリーと私の不思議な時間」を見る。
3人めを妊娠した母親が直面する育児の大変さ、育児うつ(?)を描いて、なかなかに面白く見せる映画だ。
産前産後のえらく太ったシャリーズ・セロンが圧巻で、体を自由自在にコントロールするその女優根性に感心する。こんな役をやっても、凄みのある殺し屋をやっても様になるところがエライ。
お目当てのベビーシッター役、マッケンジー・デイビスもやっぱり良くて、将来性十分と見た。
それにしても、こんな題材で映画1本を作ってしまうハリウッドの目の付け所と腕力に感心する。
こんなシナリオは女でないと書けないだろうなあと思って調べてみたら、やっぱり女性で、ディアブロ・コーディという人。
なんと 「JUNO/ジュノ 」、「ヤング≒アダルト」も書いていた。どっちも好きな映画だ。
ストリッパーもやっていた、というところが凄い。人生の酸いも甘いも噛み分けてんだろうなあ……。
ともあれ、育児に追われ、イライラしている母親すべてに見せたい映画だ。
いや、父親が見るべき映画だろうなこれは(^_^;)
いつ終わる?
Tジョイ大泉で「ターミネーター:ニュー・フェイト」を見る。
このシリーズは一応全部見ているので、あまり期待しないものの、ある種の義務感?で臨んだしだい。
T2の正統な続編――という触れ込みだが、確かにストーリーの骨格はT2そのまんま。
アクションも派手で飽きさせないが、やはりT2を見たときほどの驚きはない。
のけぞったのは、冒頭、あんまりな事態を見せられること。あれだけ必死に守った息子を、いきなり○○してしまうのだ。これってT2の否定ではないか!
そんでもって、リンダ・ハミルトンが戻ってきた!みたいな感じで、クレジットロールでもシュワちゃんを抑えて、彼女をトップの扱いにしている。
オイオイ、みんながそんなにリンダ・ハミルトンを見たいと思っているのか?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
いまどきの若いもんから見たら、「なんなの、あのばあさん?」って感じだろう。
アメリカではこけたらしいが、それはひとえにこのばあさんのせいではないか?(^_^;)
でも、新たな女性ターミネーター(正確には人間だが)を演じたマッケンジー・デイビスは良かった。この人は伸びそうだ。
と思っていたら、「ブレードランナー2049」にも出ていたんだな……とあとで気が付いた。
てことで、今後この人をマークすることに。
早速出演作をツタヤで探し、「タリーと私の不思議な時間」を見たが、これも良かった!
というわけで、失望と希望がないまぜになった?新作でありました。
しかし、このパターンでいくと、この先いくらでもシリーズは続けられそうなんだけど。
Terminator(終結させるもの)っていうけど、いつ終わらせるんだよ!と突っ込んでおこう。