依存症

ツタヤの高すぎ新作で「凪待ち」(白石和彌監督)を見る。

ギャンブル依存症のダメダメな男を描いて、暗い話なのだが、そのダメさ加減の行き着く先に、妙に惹かれてしまう。やはり白石和彌は巧い。

俳優もみんないい。香取慎吾の、俳優としての力量と可能性に感心。これなら、SMAPがバラけてもやっていけるよな〜。

リリー・フランキーがまたいい。この人、いっぱい出ているのに、不思議と使い減りしない。トクな人だなあ。

 

それにしても、ギャンブル依存症は怖い。

いや依存症と名のつくものはみんな怖い。私なぞも、糖質依存症からなかなか脱却できない。つい甘いものに手が伸びてしまう。

あと、自転車依存症、西荻徘徊依存症、図書館依存症、カフェ依存症……あげればキリがない。

わかっちゃいるけどやめられない……ま、人間って弱いもんだよね(^_^;)

この際……

コロナウイルス騒動で、いやはやもう大変なんすから(三平調)。

リクナビなど就職情報会社主催のセミナーも中止になったとか。

そこでふと思った。

この際、面接もネットでやればいいんじゃね?

学生も、暑苦しいリクルートスーツで何十社も回るのは大変だろう。

企業の採用担当だって、学生の似たようなことを言う面接につきあわされるのはうんざりだろう。

もうついでだ、入社式もネット中継、新入社員教育も在宅、ついでに仕事もホームオフィスで……と。

結局、定年退職まで出社しなくても良かったりして(^_^;)

会社なんて、けっこうそれで回るんじゃない?

 

いやはや、なかなかドラスティックな社会変革ではないか。

これで通勤地獄も首都圏集中も解決だ!

 

そんな空想までしてしまう、きょうこのごろなのでありました(^_^;)

居心地

新居に移って、半年が過ぎた。総じて居心地はいい。

なんといっても、冬なのに、あまり寒くないのが予想外でうれしい。

鉄筋で気密性が高いうえに、南向きで日当たりが良いせいか、室温(キッチン)はいつも一定して20度くらいだ。

だからいまだにエアコンをかけたことがない。

夜は、さすがに電気ひざかけぐらいは使うが、暖房といえばその程度だ。

 

水道の水も、冬の朝といえどもそんなに冷たくない。

だから顔を洗うのもただの水だ。

もちろん湯沸かし器はあるのだが、ほとんど使ったことがない。

そもそも、湯沸かし器をオンにしても、温水が出るのに時間がかかるので、かったるくて使う気がしないのだ。(本音をいうと、温まるまで大量の水を垂れ流しにするというのがケチ……いや倹約家としてはガマンできないのだw)

 

とまあ今のところいいことづくめだが、逆に夏はどうなるのか? 冬暖かいということは、夏は激アツ? 熱中症の危険は?

まだ先のことだが、ちょっと心配ではアリマス……(^_^;)

折々の気づき

折々のうた 俳句(二)」(岩波新書)を読む。

大岡信の有名連載を、俳人長谷川櫂が抜粋してまとめたもの。

朝日新聞を購読していた頃は、楽しみな連載のひとつだったが、いま読んでみても面白く、大岡信の解説は素晴らしい。

 

ところで、ひとつ気になった箇所がある。

「『大和』よりヨモツヒラサカスミレサク」(川﨑展宏)という句。

大岡信の解説によると、

「……米軍機により徳之島沖で轟沈させられた巨艦大和への追悼の句」とあるのだが、これは正確には違う。

「轟沈」というのは攻撃されて1分以内に沈むことで、大和の場合は攻撃に数時間耐えている。

おそらく、大岡氏は「轟沈」という字面と語感から、巨大な艦が沈没する意味だと思って使ったのではないだろうか。

 

なぜ私がこんなどうでもいいことを知っているかというと、小学4年生のとき、早熟にも軍事雑誌「丸」を読んでいたからだ。えへん。

役に立たない言葉をいっぱい覚えたなあ、檣楼とか大鑑巨砲主義とか超弩級とか……。

そんな往時の教養が、時折こんなふうに溢れ出してしまうのでありました……自慢にならない?(^_^;)

伝令って死語?

Tジョイ大泉で「1917 命をかけた伝令」(サム・メンデス監督)を見る。

第一次大戦のさなか、最前線の部隊に攻撃中止の命令を届けるべく、伝令として敵中を横断するふたりの兵士の話。はたして使命を果たし、生きて帰れるか?というサスペンスで惹きつける。

 

そんな命令、いまならケータイで伝えればいいのに、ご苦労なことで……と言っちゃあおしまいか(^_^;)

主人公ふたりをつねにカメラが前後して追いかけ、カットの変わり目を感じさせない。まさに戦場の真ん中に放り出されたようなリアルな迫力に圧倒される。

本当はCGでつないでいるらしいのだが、見た目ではさっぱりわからい。面白い試みの映画だ。

いやはや、飽きずに2時間見せられてしまった。

 

しかし、ふとわれに返ってしまうのは、皮肉にも随所に出てくる英国人俳優のせいだ。

コリン・ファースマーク・ストロングベネディクト・カンバーバッチなどおなじみの顔が登場するので、ああこれは劇映画なんだ、と現実に引き戻されてしまう(^_^;)

 

とりわけ最後に出てくるカンバーバッチには、思わず「なんでシャーロックがこんなとこに出てくるんだよ!」、「お前はどっかで暗号解いてんじゃないのか!」(時代が違うw)などと内心突っ込んでしまった。

有名俳優を起用するのも考えものですな(^_^;)

新型コロナ

このところ、連日「新型コロナが云々……」と言ってるので、なんでトヨタが今頃コロナの新型を出すんだ?と思ったら、ウィルスのことだった(不謹慎でスマソ)。

でもコロナハードドップ、かっこよかったなあ……いつの話だ。

 

この騒ぎもそのうち収まるだろうが、中国のことだから、

いつかまた新しいウィルスが発生するかも。

それは、「コロナマークⅡ」ってことになるのかな?

だったらクレスタやチェイサーも……(いい加減にしますw)

ファスティング

16時間断食を絶賛試行中。

そもそもは「空腹こそ最強のクスリ」(青木厚著)を読んだため。

食事して16時間たつと体内のオートファジーが働いて古い細胞が新しく生まれ変わり、病気を遠ざけ、老化の進行を食い止めることができる……云々。

 

もともと空腹感は気持ちいいなと思っていたのだが、これを知って毎日実行することに。

といっても、夜8時に食事したら、翌日の昼の12時まで食べるのをがまんする、というだけ。その間はけっこう寝ているわけだから、実行は難しくない。

 

もともと1日1食派だったのだが、最近ちょっと食い過ぎの感がある上に、ちょこちょこ甘いものとかつまんでしまうので、体重の増加が気になっていたのだ。いまのところ、痩せたという実感はないが、体調はグー。

 

なにより、明日の12時までは何も食べないぞ!と自分を律するのは、わりとやりやすい。ある種の目標達成感もある。

以前体重計ダイエットというのをしてみて、結構体重が減ったのにびっくりしたものだが、これも同じで、数字で自分を縛るのは、心理的に有効なようだ。

 

とはいえ……はてさて、これまでいったい何通りのダイエットをしてきたことやら?(^_^;)