新たな用途

相変わらず、iPad miniを愛用している。

時々使用レポートが勝手に表示されるのだが、先日など、10時間以上いじっていたようだ。

対するに、すっかり愛のさめたiPhoneは10分くらいしか触ってないことも。

大枚はたいて買ったんだから、なんか使い道はないかな〜と思っていたところ、いい手を見つけた。

 

iPad miniではゲーム、それもナンプレをやっていることが多いのだが、だんだん難しくなってくるとミスも多くなり、途中でシャットダウンされることもしばしばだ。せっかくマス目をかなり埋めたのに、また最初から始めないといけない。これはかなりめげる。

 

そこで、敗色濃厚になってくると、記録をとることにした。ミス3つでいきなり打ち切られるので、2つ目のミスが表示されたら、ひんぱんにスクリーンショットを撮っておくのだ。

iPad miniのホームボタンとリスタートボタンを同時に押してスクリーンショットを撮ると、写真フォルダに収納される。それは自動的にクラウドのグーグルフォトにも入るので、iPhoneでそれを起動する。あとはiPhoneの画面を見ながら、マス目の数字をiPad miniに写していく……というわけだ。

先進のデジタル機器で、アナログなことやってるのがなんか気恥ずかしいが、とりあえずうまくいっている。

 

そうか、カフェでよくiPhoneiPadを並べてなにかやってるヤツをよく見かけるが、こういうことだったのか!(……んなわきゃあない)

 

まあとにかく、iPhoneの使い道が見つかって

よかったよかった!(なんか間違ってるような……

軍事技術?

「日本史サイエンス」(ブルーバックス/播田安弘著)を読む。蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る――などの話題を取り上げており、興味津々で読み進んだ。

 

元ミリオタのワタシとしては、当然ながら戦艦大和の話から読んだ。なぜ世界最大・最強の戦艦であった大和を日本海軍は最後まで温存したのか。無駄に特攻させたのか。

海軍が46センチ主砲によるアウトレンジ戦法に固執していたゆえに、航空機主体の戦法が主流になった戦況に対応できず、出番がついに回って来なかった……という話だ。

 

まあ、ここまでは私も知っていたが、著者は推論として、活用法はいくつもあった、と言う。大和の建造は極秘だったが、むしろあえて公表し、46センチ主砲の威力を背景に開戦の前に米国と交渉して有利な条件を引き出せたのでは?――という意見は、いまならなるほど、と思える。心理戦というか、抑止力というやつね。宣伝戦とか情報戦は、いまでも日本はヘタだからなあ〜。

 

また、大和を造った技術は、精度の高い鉄鋼加工技術、ブロック工法や測距儀の技術など、戦後のさまざまな産業分野で活かされた、という話が印象的だ。

ちなみに零戦でも、その開発過程で、急降下時に翼が細かく振動し、破壊されるフラッター現象を解明したことが、新幹線の高速運転中に後部が横振動を生じる問題の解決につながった、という。軍事技術の高さは戦後、至るところで活用されている――と。

 

ここまで読んで、思わず苦笑がこみあげてきた。おいおい、日本学術会議の立場、ないじゃないか!(^_^;)

軍事技術と民間の技術を、明確に分けられるわけないだろう、と。

思えば、大和の球状船首(水中の抵抗を減らし、速力向上に寄与する)が、戦後、民間の船に広く採用されたことは小学4年生当時の私でも知っていたぞ! 軍事雑誌「丸」を読んでいたからな〜(←単なる自慢w)

 

そういえば、私自身にも思い当たることが。

食事とネットサーフィンなど、同時並行で2つのことをするクセは、発艦と着艦を同時にできる、空母の斜め飛行甲板からヒントを得たのかも?(強引w  ただの貧乏性デス)

見てねっと。

Tジョイ大泉で、話題作「テネット」(クリストファー・ノーラン監督)を見る。

いかにもノーラン監督らしい、時間の逆行という面白い仕掛けで見せるサスペンスだ。コロナにもめげず、大ヒットしているらしい。

 

ネットでのレビューでは、見た人はみんな「よくわからなかった」と言ってるようだが、この私もさっぱりわからなかった。しかし、見ている間は派手なアクション演出と意外な展開で、2時間半の長丁場を飽きさせない。さすがノーラン監督だ。

それにしても時間の逆行とは……。「インセプション」なんかもそうだが、よくまあこんなことを思いつくなあ……と感心する。

とにかく、DVDが発売されたらじっくり見直してチェックしてみたい……と思わせる作品には違いない。二度目、三度目の方が面白い、というファンの声が多いので、そういう意味では商売がうまいなっと。

 

ところで、Tジョイの劇場内はコロナ対策で、席はひとつおきに使用禁止となっていた。

おかげでゆったりとした気分で映画に没入できたとはいえる。

もっとも、こんなことしなくても、Tジョイはだいたい空席が多くて、三密になったことなんかないのだが……。それをいっちゃあおしまいか。

 

そういえば、昔の映画館には「扉が閉まらないくらい、お客が入った」……という表現があった。

私がこれを最後に経験したのは、吉祥寺で見た「八甲田山」だったか。

場内は客でぎゅうぎゅう詰め。立ち見になるのを心配したぐらいの入りだったが、なんとか座れた。あの熱気はすごかった。映画の中身よりも、その雰囲気の方を覚えているくらいだ。

これって、全席指定のシネコンしか知らない世代にはわからんだろうな〜(^_^;)

 

稀な存在?

AppleTVで「オン・ザ・ロック」(ソフィア・コッポラ監督)を見る。

スランプ気味の女性作家が、仕事で多忙な夫の浮気を疑い、おせっかいな父親がからむ――というシンプルな話。

なにも起きないところが小津の映画みたいだが、それなりにうまく見せるところも似ていて、S・コッポラは、この線で名監督になれるかも。

 

なんといっても魅力的なのは父親役のビル・マーレーで、昔も今もちょいわるで、それでいて娘や孫への愛情を隠さない憎めないキャラをたくみに演じている。これなら、彼を主人公にしたスピンオフ作品を見たいぐらいだ。

ビル・マーレーって、こんないい役者だったのか。

同じ監督・主演の「ロスト・イン・トランスレーション」をまた見たくなった。

 

それにしても、ビル・マーレーもすっかり爺さんになったなあ、と思ってググってみたら、私と同じ年だったorz

まあ先日亡くなったショーン・コネリーよりは、まだだいぶ若い……と思うようにしよっと(^_^;)

その後のiPad mini

相変わらず、毎日愛用している。

いまやiPhoneはほとんど触らない。iPhoneからiPad miniへ。まさに、愛は移ろいやすい……なんつって(^_^;)

 

最近、App Storeで「N+Note for NICOLA」というアプリを購入した。

インストールすると、ソフトウェアキーボードが親指シフト配列になるというもの。親指ユーザーにとっては、感涙もののありがたさだ。
で、入れてみるとたしかに親指で打てるのだが、やはりキーボードの画面が小さくて、やや使いづらい。普通のiPadなら、打ちやすいんだろうなと……買わないけど。

 

こうなればものはついでとapple純正のマジックキーボードをゲットした。

青歯でつないで「N+Note for NICOLA」の設定をいじると、親指シフトのキー配列で打てるというもの。これまたうれしいガジェットだ。

ちなみにこのキーボード、薄くて軽いので、持ち運びも楽勝だ。デザインもじつに美しい。
これで、iPad miniでどこでも仕事ができる態勢が整った。

 

ところで、一方で悲しい事態も。
iPad miniで、いきなりAmazonプライム・ビデオが見られなくなったのだ。

Amazonの相談コーナー?を参考にして、アプリの入れ替えとかルーターの電源オフとかいろいろやってみたが、事態は変わらず。
映画を見られないのなら、Amazonに入った意味がない。ここ数日は世の中真っ暗、世界中の悩みをひとりで背負った気分だった。
そこで私も考えた。iPhoneでは問題なく見られるので、ふたつ並べて設定を比較してみようと。
すると、VPNという項目が引っかかった。フリーWi-Fiを使う際、安全のために入れておいた「Wi-Fiプロテクト」というアプリが悪さをしていたらしい。

削除したらみごとに解決、元通りプライム・ビデオを見られるようになった。
ああ疲れた……パソコンとかIT系は、こういうトラブルが多いんだよな。


でもまあこれで一件落着、良かったよかった。
これでまた、明日から映画三昧ダーッ!(なぜか猪木調)

サブスクっておいしい?

Amazonミュージックを毎日聴いている。

数百万曲を流しっぱなしで聴けるので、音楽に対する敷居がえらく低くなった。そのときの気分で、70年代のロックだとか90年代のJポップだとかクラシックだとか、適当なジャンルを選んで聴けるのはいい。

いま聴くと、小室哲哉はいいなあ、と思ったりする。

自分の知らないジャンルで、あれ、こんないい曲があったのか?と、意外な発見もある。

 

そうすると、自分のMacBook AiriPhoneに入れてある音楽データの立場は?と思ってしまう。

さっぱり聴かなくなったからだ。

使わないものは持っていてもムダと思うたちなので、この音楽データをどうしてくれよう……と日々悩んで(?)いる。

図書館を使うようになってから、ほとんどの本を処分したのと同じだ。

 

そういえば映画も同様だ。

DVDを借りたり返したりするのが面倒くさいので、ツタヤへ通う意欲もかなり減退してしまった。新宿ツタヤが閉店したというのもわかるなあ。

 

音楽も映画も、みんなストリーミングとかサブスクリプションでいいんでない?と思うきょうこのごろ(ここ23日のことだが)であります。

iPad miniが来てから変わったこと。

iPhoneを使わなくなった(^_^;)

やはり手頃な大きさが手に馴染むのか、ついついiPad miniの方に手が伸びてしまう。たまにiPhoneを使うと、画面の小ささに閉口する。

 

私の持論に、映像の種類によって画面の大きさは決まってくる、というのがある。映画は大画面であるほどいいし、普通のテレビ番組は小さくていいというものだ。

昔、100インチプロジェクターを使っていたことがあって、「スターウォーズ」なんかは大迫力で満足したものだが、テレビ番組なんかは違和感ありまくりだった。

こんなもので「ニュースステーション」の久米宏のアップなんか見てもしょうがない……と思ったものだ(時代が知れるw)。

 

iPad miniは画面の大きさもさることながら、ちょうど手に馴染む大きさがいいのだろう。本でいえばB6版。

軽いから、バッグに入れて持ち運ぶのも全然苦にならない。

iPhoneは、いまやメールチェックと、自転車に乗っているときの音楽プレーヤーとしてしか使ってない。

いくらUQモバイルといえども、これで月2000円は高いんでない?と思ったりして……(^_^;)