健康本はおいしい?

「朝食にパンを食べるな」(福島正嗣著)を読む。

糖質制限を説いた本だが、この類はたくさん読んだので、あまり目新しい内容は無かった。

ただ、「朝からパンを食べると、血糖値が上がりやすい」とか、「肉や魚などのタンパク質、脂質と一緒に、穀物であるパンやご飯を一緒に食べるのは、消化管に大きな負担をかける」など、なるほどと思う情報も。

 

最近ちょっと太り気味なのだが、これも考えるまでもなく、糖質の摂りすぎだ。わかっちゃいるけどやめられない……orz

まあ、食欲旺盛なのは元気な証拠だよな、と自らをごまかし……いや納得させている。余分についた肉は、ダンベルの重さを増やすようなもので、かえって運動になるのでは?などと考えたりするが、違ってるんだろうな〜。

ちなみにこの本も、アンパンを食べながら読んだのでありました(^_^;)

次世代テレビ?

目下の悩みは、テレビをどうするか?だ。

三菱の24インチモニタを10年近く使っているのだが、リモコンがダメになって、押しても反応しないことが多くなった。

それに、使う際に、モニタ、外部スピーカー、チューナーの3つのスィッチをオンにする必要があるのも面倒だ。

あれこれ勘案すると、この際、新しくテレビを買おうか?と考えるのだが……どうも気が乗らない。

買っても、たいして新しい発見や喜びがあるとも思えないのだ。

 

最近、大画面テレビがえらく安くなったので、それにするか?ともちょっと考えたのだが、いまさら大画面に魅力も感じない。

うちの場合、机の上に置くのでせいぜい32インチで十分だし、そもそも狭い部屋に大きなテレビを入れると、部屋がますます狭く感じられるので、それは避けたいのだ。

 

というわけで、昔はさんざんムダ金を使ったAV分野において、欲しいものはほとんどなくなったことを痛感した。ちょっとさびしい。

あえていうなら、メガネ型のプロジェクターが出るなら欲しい。バーチャルに100インチの大画面を体験できるものなら、大いに需要はあると思うのだが。

どこかのソニーさん、早く出して!(^_^;)

 

駄菓子菓子、そんな先の話はともかく、目の前のモニタの件だ。はてさて、どうしたものやら?

気分はロンドン

「イギリスの飾らないのに豊かな暮らし365日」(江國まゆ著)を読む。

著者はイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」編集長で、ロンドン生活は20年以上とか。

1日1項目で、365頁。美しい写真と短文で、あまり知られてないイギリスのあれこれをスケッチしている。

 

もしイギリスに行けるとしたら、訪れてみたいのはノッティングヒルとソーホーだ。まあどっちも映画で知ったのだが(「ノッティングヒルの恋人」と「ラストナイト・イン・ソーホー」)。

ノッティングヒルは、毎週末に開かれるアンティークのフリマが有名で、多くの観光客が訪れるとか。アンティークなら、西荻も負けてないぞ(^_^;)

ソーホーは、学生街と歓楽街が合わさったような街らしい。東京でいうと、新宿と御茶ノ水を足したようなもんか?

……と、あれこれ想像しながらパラパラ読んでいると、当地を散歩している気分になれて楽しい。まさに愉快なロンドン、楽しいロンドンだ(古い?)。

 

ただ気になるのは、この本、印字が小さくて読みづらいことだ。偽物ハヅキルーペをかけないと読めない。年寄りはイギリスに呼ばれてないのか? せっかくお金を落とそうと思っているのに……なんつって。

ともあれ、イギリスはほとんど行った気になったのでありましたw

お元気で。

先日、お隣のおばあさんが訪ねてきた。

これから引っ越すという。関西に住む息子のところへ行って一緒に暮らすというのだ。おばあさんはもう95歳。それがいいですよね、お元気で……と言ってお別れした。

 

そのおばあさんは、ふだん顔を会わせるたびに「私はもう死にますから」というのが口癖だった。こっちも「いやあ、お元気じゃないですか」と、お愛想を返すのがパターンだった。そんなこと言うのに限って長生きするんだよな……とは、心の声だ(^_^;)

 

しかし、引っ越していったあと、ほかの部屋の人から意外なことを聞いた。じつは、関西の息子さんはパーキンソン病を患っているという。てっきり息子さんの世話になると思っていたのに……それじゃ、どっちが世話するんだよ!と、他人事ながら心配になった。意外と、息子さんの世話をすることで気が張って、かえって長生きするかも……?

しかし、人生いろいろですなあ。

 

それにしても、あの歳で引っ越しは大変だったろうな、と思う。

私もここに引っ越してきたときは、やることの多さにうんざりし、疲労困憊した。この先引っ越すとすれば、あの世だけにしておきたいものだ(^_^;)

ごひいき

いまいちばんのごひいき女優といえば、アナ・デ・アルマスであります。

キュート&セクシーな、キューバ出身の34歳。「ブレードランナー2049」、「ナイブズ・アウト」、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」など話題作に出演して、目下売れまくっている。

 

先日見た「グレイマン」にも出ていたし、これから製作する「ジョン・ウィック・シリーズ」のスピンオフ作品にも主演するとか。

007で見せたアクションのせいか、アクション映画ばかり出ているのがちと気になるが。

とはいえ、ネトフリで配信された「ブロンド」では、マリリン・モンローを演じているらしい。たしかに、金髪にしてシナをつくればモンローに似ているような。

女優としての引き出しは、まだまだたくさんあると思える。

ちなみに、007、「ブロンド」での日本語吹き替えは水樹奈々。これはイメージ的にもピッタリだなと感心した。

 

これからも、アナちゃんに注目するでアルマス(くどい?)。

 

さらば虎ノ門

ネットのニュース解説番組「虎ノ門ニュース」が、来週11月18日をもって終了とのこと。ヒジョーに残念だ。

ここ数年、毎日欠かさずチェックしていたので、ショックは大きい。しばらくは虎ノ門ロスに悩まされそうだ。

 

有本香、竹田恒泰百田尚樹など保守系論客によるニュース解説は目からウロコの連続で、地上波テレビや新聞などのマスコミの論調に慣らされた身には刺激が強く、軽い麻薬性が感じられた。

昔、雑誌「噂の真相」を夢中になって読んでいたのを思い出した。思想的にはまるで逆だけど。

 

この番組のせいで、既成のマスコミの権威が大いに揺らいだのは間違いあるまい。新聞もテレビも信頼度が落ち、見なくなった人も多いだろう。私も最近は、テレビよりYouTubeを見ている時間のほうが長いくらいだ。

 

それにしても、登場するコメンテーターは、みんなホントによく喋る。ほっといたら、何時間でもひとりで喋っていそうな人ばかりで、喋らないと死んでしまう!と言わんばかりだ(^_^;)。

あれ、日本人ってこんなにお喋り好きだったっけ?という、ちょっとした驚きがあった。

これからは、個人のチャンネルで大いに喋り倒してもらいたいものだ。

超・大冊

今年読んだ本の中で一番の大冊は、「独学大全」(読書猿著)だろう。

なんと788頁もある。図書館で受け取ったとき、その分厚さと重さにドン引きした。これが巷ではけっこう売れたらしいのだが、はたしてこれを読み通せるのか?と、不安になった。

内容は、

 

古代ギリシアから最新論文まで、ありとあらゆる「知」を全網羅!

著者が独自に収集・開発した技法「ベスト55」を厳選した「独学本」「勉強本」の決定版!!(Amazonより)

 

というもの。早くいえば、知的生産技術のノウハウ集だ。

まあ取り掛かってみれば、速読術とか記憶術とか時間管理の方法とか、すでに知ってることも多く、わりと軽快に読み進むことができた。

私も伊達に知的生産本を読んできたわけじゃないな、とへんな自信を持ったわけだが、読了してハタと虚しくなった。

だって、独学のテクニックをいくら身につけても、いまさらこの年で勉強したいことなんかないよな……と気がついたのだ(^_^;)

 

しかしまあ、いくつになっても学ぶとか調べるのは大事だよな、と再認識した次第。それに重くて支えるのが大変だったから、腕の筋力アップにはよかったような……?