完璧な日々

Tジョイ大泉で「PERFECT DAYS」(ヴィム・ヴェンダース監督)を見る。 トイレの清掃作業員の日常が淡々と描かれるのみで、大したドラマがあるわけではない。 主人公は清掃を丁寧にやり、近くの神社で昼飯を食べ、仕事のあとは浅草の地下街でちょっと一杯やる…

架空戦記に萌え〜

いつの間にやら年末。 今年の◯を振り返ってみると、 映画はなんといっても「ゴジラ −1」。 日本映画のCGも相当進歩していて、銀座で、海の上で暴れまわるゴジラの迫力にはビビった。すぐ近くまで迫ってくるように見える。こんなに怖いゴジラは初めてだった。…

見たいんだけど〜♫(「星のフラメンコ」のメロディで)

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』を見たいのだが、いまひとつ決心がつかない。 なぜかというと、トイレが近いので、最後まで見られるかどうか、はなはだ自信がないからだ。 じつは先日、「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」…

美人妻?

5月4日のエンジェルスの試合、相手のカーディナルスの投手は、かつて巨人に在籍したマイコラス。なんと懐かしい! マイコラスといえば“美人妻”! 当時スポーツ新聞に取り上げられて、話題になったものだ。 たしかにちょっとキレイな人ではあったが、日本で女…

にわかにジャズ

ユナイテッド・シネマとしまえんで、いま話題の「BLUE GIANT」を見る。 ジャズに熱中する若者たちの熱量と、演奏の迫力に圧倒された。 音楽映画というジャンルはあるが、音楽アニメというのは珍しいのでは? いやでもジャズが好きになりそうだ(^_^;) 原作の…

杉たるは……?

すっかり花粉の季節である。 私などもう年なので、いろんなところが鈍感になって、もう花粉にも反応しないのでは?と淡い期待を抱いていたが、それは甘かった。 きょうなど、荻窪の街中華の店で晩メシを食べていたら、目は痒くなるわ鼻水は出るわで、えらい…

ヲタクの道?

親戚の家族とアキバへ行った。 小5の長男が鉄道模型を始めたので、アキバの専門店を回ってみようというツアーだ。 延び延びになっていたクリスマスプレゼントとして、車両なり部品なり気に入ったものを買ってあげよう……という太っ腹な企画(?)も含まれてい…

海を見ていた午後?

「海も暮れきる」(吉村昭著)読了。 自由律俳句で知られる尾崎放哉の最期の日々を描いた小説。 東大を出て生命保険会社に入ったのに、会社員生活に適応できず、退職。酒浸りになり、離婚して寺男などしながら小豆島にたどり着き、病死した。享年41。 生活能…

既視感

YouTubeで、ひょんなことからプロレスラーの動画を見始めた。 昔の試合などやっていると、つい懐かしくて見てしまう。蝶野正洋とか獣神サンダーライガーとかブル中野とか、自分でチャンネルを持っているレスラーも多い。あの時はああだった……とか、あのレス…

名句マイデイ?

「孤独の俳句」(小学館新書)を読む。種田山頭火と尾崎放哉の名句を、金子兜太と又吉直樹が解説している。 山頭火は好きなので、そっちが目当てだったのだが、読んでみると放哉の句もなかなか良かった。 「つくづく淋しい我が影よ動かして見る」 「友の夏帽…

アウチ!

イケアのイスで仰向きに寝そべり、iPad miniでネットサーフィンをしていたら、ついうとうとしたせいで手がゆるみ、miniを落としてしまった。 miniは顔面、それも前歯のあたりを直撃。一気に眠気がさめたのはもとより、かつて味わったことのないような痛みで…

そんなに忙しいのか、キミたちは。

「映画を早送りで観る人たち」(稲田豊史著)を読む。 なかなかおもしろかった。最近のZ世代は忙しいし、SNSなどの同調圧力でアニメやドラマをたくさん消費しなくてはならないので、自然と倍速や飛ばし見になるとか。シリーズもののドラマは、最初に最終回を…

駅伝を応援。

1月3日は、なぜか大学の級友に誘われて品川稲門会主催の「箱根駅伝応援会&新年会」に参加した。 京浜急行の青物市場駅に近い店が会場。飲み食いの合間に店からすぐの国道に出て、みんなで駅伝の選手を応援する――という企画だ。 間近に見る駅伝の選手は、え…

感心しまくり。

「教養の語源英単語」(清水建ニ著/講談社新書)を読む。 “歴史と語源を一緒に学ぶと、「英語の体幹」が鍛えられる! 誰かに話したくなる豆知識も多数! 楽しく学べる英語の教養”(Amazonより)という触れ込みだ。 昔から語源を辿るのは好きなので、面白く…

うっちゃり。

毎年大晦日には、どうやって紅白をうっちゃるのか?という問題が生じる。 大掛かりな馬鹿騒ぎとしか思えない紅白はまったく見る気が起きないので、ここ数年、本を読んだりビデオを見たりしているが、今年はいい方法を発見した。 アマプラで映画を見る、YouTu…

今年最後の◎

長年愛用していたデスクライト、ヤマギワのバイオライトがあぼ〜んしてしまった。 かれこれ30年前に買ったもので、当時4万円ぐらいした。 朝の太陽光を再現した……云々の触れ込みで、たしかに明るく、目が疲れないすぐれものだった。電球は60ワットのミニクリ…

今年の✕

……といえば、やはり2時間以上の映画には行けなくなったことだ。年のせいで、トイレが近くなった。 思えば、「ザ・バットマン」も、「ウエストサイド・ストーリー」も、「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」も行けなかった。いずれも3時間以上だ。くやしく…

東か西か。

デパートの西武池袋本店などを運営する「そごう・西武」が投資ファンドに売却されることが決まったことを受け、豊島区長が苦言「西武池袋本店跡にヨドバシが入ったら文化の街のイメージが失われる」と。(ネットニュースより) 池袋って、文化の街だったのか…

ブラボー!

今年の流行語大賞は「村神様」に決まったらしいが、現時点ではやっぱり「ブラボー!」だろう。 なんといってもインパクトがあるし、みんなが知っている。 私も、最近はなにかと「ブラボー!」と呟くようになった。 朝晴れてたら「ブラボー!」、横断歩道でク…

今年の◎

今年買ったモノでいちばん驚いたのは、ダイソーのコゲとりスポンジだ。 スポンジをステンレス繊維で覆ったもので、水を含ませて使う。 するとあら不思議、たいして力を入れなくても、蛇口回りの水垢やコンロの汚れ、鍋やフライパンの焦げなどが、あっという…

声でメモ

iPhoneに、「声でメモ」の設定をした。 これはなかなか便利だ。「声でメモ」のアイコンをタッチして起動し、マイクに向けて喋ると、画面上で文章化される、というもの。自分の喋りがそのまま文字で画面に現れるのは、ちょっと不思議で感動的。もちろん保存も…

ついにデビュー!

いまさらだが、ついにメルカリデビューした。 というのも、液晶モニタのリモコンが不調で、どうしたものかと考えていたゆえ。モニタそのものを捨てて、新しいテレビを買っても良かったのだが、画質には満足しているし、まあ使えるならとことん使い倒そうと思…

いろんな異論

西荻を散策すると、マスクをしてない人が目につくようになった。みなさん、いいかげんマスク生活にもうんざりしてきたのだろう。 反面、最近のNHKの番組によると、マスクをはずせない人もいるとか。はずすとえらく不安になるらしい。マスク依存症? その気持…

教育的効果

「政治学者、ユーチューバーになる」(岩田温著)を読む。 著者は新進気鋭の政治学者で、保守の論客。彼のYouTube番組「岩田温チャンネル」は、スタートした頃から見ている。 その達者な語り口と、保守論客には珍しい愛嬌(?)に惹かれて、ファンになってし…

バブルは続く?

「シーソーモンスター」(伊坂幸太郎著)を読む。2作から成る中編小説集。 バブルに沸く昭和後期。一見、平凡な家庭の北山家では、元情報員の妻宮子が姑セツと熾烈な争いを繰り広げていた。(「シーソーモンスター」)。アナログに回帰した近未来。配達人の…

映画とトイレの危険な関係

映画館で映画を見るとき、トイレの心配をするようになった。 それというのも、最近の「グレイマン」という映画でえらい目に遭ったゆえ。 吉祥寺パルコの地下のアップリンク吉祥寺というミニシアターで見た。 上映時間は129分。アクション満載で面白かったの…

どうせ私をだますなら〜♫

「#真相をお話しします」(結城真一郎著)を読む。 あっと驚くどんでん返しに翻弄される、短編小説集。 「どんでん返しがある」と言われると、その手にかかるもんかと、こちらも思い切り構えて隅々まで目を配りながら読むのだが、しかしやっぱり騙される(^_^…

ホッとした。

Tジョイ大泉で「ザリガニの鳴くところ」(オリヴィア・ニューマン監督)を見る。 ディーリア・オーエンズの小説「ザリガニの鳴くところ」を実写化したミステリー。湿地帯でたった一人で育った少女が殺人事件の容疑者となって法廷に立ち、壮絶な半生と事件の…

「シン」シリーズ?

アマプラで配信が始まった「シン・ウルトラマン」を見る。 昔のオリジナルのテレビ版には熱中したものだが、そういう層も意識した設定や撮り方なっていて、ニンマリ。 怪獣とのバトルもしっかり用意されている。懐かしくてうれしくなった。 3分で点滅する胸…

健康本はおいしい?

「朝食にパンを食べるな」(福島正嗣著)を読む。 糖質制限を説いた本だが、この類はたくさん読んだので、あまり目新しい内容は無かった。 ただ、「朝からパンを食べると、血糖値が上がりやすい」とか、「肉や魚などのタンパク質、脂質と一緒に、穀物である…