いまさらVHS

もう38回くらい書いたと思うが、DVDレコーダーに慣れた身には、
VHSなど触る気にもならない。
ところが、急に仕事の関係でVHSのテープを見なければ
ならないことになった。
さあ困った、うちのVHSは壊れたままである。
たかだか一本テープを見るために、安いといっても
VHSデッキを新たに買うのは、あまりにもバカらしい。
これほど後ろ向きな買い物もないってもんだ。
しかし、買うなら早くしないと(汗)。


仕方なく意を決し、善福寺のコジマへ行こうと
立ち上がったのだが、念のためにもう一度デッキに
通電してみようと、ふと思った。
で、なんの期待もせずコンセントにつないで見ると、
なんと! 無事パネルのライトが点いたのである。
バンザ〜イ!! 
これで1万円くらいトクしたなあ。
浮いたお金は、DVD-R買うのに回すぞっとw
やっぱり日頃の行いがいいと、こういうこともあるんだなあw



パルプ・フィクション』の
最後のクレジットを見るともなく見ていたら、
スティーブ・ブシェミの名前を発見。
え? 彼、どこに出てたの?とビックリして
探したら、トラボルタとユマ・サーマンがツイストを
踊るレストランの、ふたりのテーブルにつくウェイター役
だった。うーむ、メガネもかけていて、全然気がつかなかった。
こういうとき、すばやく検索できるDVDは便利だなあ。


この映画は大好きだが、とくに好きなのが前出のふたりの
会話シーン。以前テレビのパイロット版に出ていて、
番組の最後にいつもジョークを言う役だったという、
ユマ・サーマン
「どんなジョーク?」とトラボルタ。
「笑えないの。恥ずかしくていえないわ」とユマ。
なおも食い下がるトラボルタ、しかし言わないユマ。
ついにしびれたトラボルタ、「言ってごらん、笑わないから」。
落語みたいなおかしさに、ワタシは大笑いしてしまったが、
封切りのその劇場で、笑っているのは自分だけだった……orz


いまもDVDで、この場面だけを何回も繰り返して
ククク……と笑っておりますw



ミリオンダラー・ベイビー』の
中身が、分かってしまったorz
じつは、この映画の犯人はですね……あ、違うかw


2ちゃんねるのだれかのネタばらしで1つ、
つい立ち読みしてしまった『ミステリマガジン』の
映画評でもう1つのネタが目に入り、
ストーリーが分かってしまった。
それぞれ1つだけならまだしも、
2つで話の運びが決定的に分かってしまったのはイタイ。
ふだんから、この種の情報はなるべく避けようと
思っているのだが、ああ失敗(泣)。


せめて、話が分かっていても引き込まれるたぐいの
傑作であることを祈るのみ。
たぶんそうだとは思うけど、やっぱりイタイ、イタイよベイビーOTL