ニッチなマーケット

最近よく見かける自転車屋のチェーンストア
「サイクルスポット」。
パンク修理840円という安さがひとつの売りだが、
最大の売りは「愛想」。
店員がみな明るく、気持ちのいい対応が特徴だ。


およそ、商売をやってる店に行くのに、こっちが
低姿勢ってのは、自転車屋だけではないか?
これまで自転車屋といえば、なんだか不機嫌そうなオジサンが
多いし、パンク修理を頼むにもおそるおそる
「お願いします」って感じだった。
よそで買った自転車を持っていこうものなら、もろ
イヤな顔するし、修理を断られることもある。
どんな店よりも敷居の高いのが、自転車屋であったのだ。
「愛想」をよくしただけで、新たなマーケットを開拓できる
業界というのもなんだかなー…・という気もするが(^^;)。
スーパーやホームセンターの安い自転車に押され、
地元の自転車屋は閉店が相次いでいる。
ニッチもサッチもいかない自転車業界だが、そんな業界にも
ニッチなマーケットがあったわけである。


ちなみにワタシも、サイクルスポットはよく利用している。
空気入れるのがタダなので……(^^;)。