幻想商品

MacBookで盛り上がってしまったので、ついでに
「ノートブック幻想」ともいうべきものについて考えた。
ノートパソコンを買えば、オサレなカフェに行ってパチパチ
キーボードを打つオサレな自分になれる……というヤツだ。
これってなにかに似てるな、と思ったら「折り畳み自転車幻想」と
いうヤツであった。
最近すっかり定着した感のある折り畳み自転車。これをゲットすれば
どんなとこでも輪行で行けるし、行動範囲が飛躍的に広がる……と
みんな夢をふくらませる。
しかし、実際に手に入れてみると、そうそう使うこともない。
だいたい電車に乗せるのは気を遣うし、折り畳むのが面倒だし、
そもそも電車が嫌いだったりする(オレのこと)。
ちょっとした距離なら、自走したほうが気が楽だってことで、
結局たいして輪行なんかしない……という人が多いのでは
ないだろうか。


しかしまあ、世の中はこうした多くの幻想によって成り立ってもいるわけで、
だからこそ人は使いもしないものに金をつぎこみ、結果として
世の中にお金が回り、経済が活性化するわけだ。
てなわけで、ノートパソコンも本当は外で使う人なんてほんの一部
ではないだろうか?
でもMacBook、やっぱりほしいけどw