自動発券機

大泉Tジョイへ「インセプション」を見に行く。
いつものチケットカウンターへ行くと、従業員が誰もおらず、
手前にヘンな機械が並んでいる。自動発券機だった。
これをATMみたいに操作してチケットを購入するわけだが、
劇場の空席状況も一目瞭然で、好きな席を指定できるのはとても
便利だ。ていうか、全部空席だったが(^^;)。
もらったパンフレットによると、パソコンやケータイによる
キネゾーというオンライン予約も始まったとかで、いやはや便利になったものだ。もっとも、Tジョイはわざわざ予約することも
ないと思うのだが……いつも空いてるし(爆)。


で、肝心の「インセプション」だが、なかなか楽しめた。
ただ、シナリオセンターに通っていた頃、「これだけはやるな」と、講師が口を酸っぱくして言っていた創作上のタブーを、
ぬけぬけとやっていたのに口あんぐり。もっとも、
これだけ金と手間暇をかけてやれば、そんなタブーも
許せるか……と、妙に感心。
この映画、夢の多層構造のなかを行き来するというややこしい
話なので、俳優は演技しながら、いま一体なにをやってるのか、
さっぱり分からなかったのではないか? 見てる方も
よく分からなかったし(^^;)。
渡辺謙は、あまり見どころのない役なのが残念だった。