2011-12-07 悪の教典 昨年のミステリーベスト1「悪の教典」(貴志祐介)をやっと読了。 上下巻合計800ページ超の長尺だが、読み出すと止められない。 主人公の教師がサイコパスという設定が秀逸で、 後半の大虐殺シークエンスには強烈に引き込まれる。 主人公の邪悪な目的が完遂できるように、 つい応援したくなってしまう(?)ほどだ。 随所に織り込まれたブラックジョークも効果的で、 なるほど読み応えのある一冊(いや2冊か)だった。