1969
ツタヤで由紀さおりの「1969」を借りてきた。
冒頭の、チャチャのリズムで始まる「ブルー・ライト・
ヨコハマ」から悶絶。「夕月」、「夜明けのスキャット」、
「私もあなたと泣いていい?」など1969年のヒット歌謡が、
由紀さおりの色つやのある声とモダンなアレンジで蘇り、
しみじみ聴き惚れてしまう。う~ん、歌謡曲は最高だな。
この良さが、世界で理解されたというのが嬉しく、
誇らしい気分になる。「キル・ビル」の最後に
「怨み節」が流れた時のような嬉しさ(?)だ。
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を初めて
聴いたときの驚きも思い出した。
そして、なにより1969年というのは、上京して大学生活を
始めたという、私にとって特別な年だったのが懐かしく
思い出される。どれを聴いても、当時の記憶が甦って
うれしくなる。
もっとも、ヒデとロザンナの「愛の奇跡」のB面だったという
「真夜中のサンバ」という曲は、さすがに記憶にない。
プロデューサーのトーマス・M・ローダーデールという人、
よくこんな曲を見つけてきたものだ(^^;)。
早くも今年のベスト盤決定!(って、最近の音楽聴かないけどw)