ついに終幕

ミレニアムシリーズ最終作、「ミレニアム3/眠れる女と
狂卓の騎士」を見る。ちかごろ、これほど次を見たくなる
シリーズ作品も珍しい。完結編の本作は法廷物の趣で
ハラハラさせる。最後にはちゃんとヒロインと宿敵の
対決もあるなど、なんとツボを押さえた展開かと
感心させられる。3作全てを見終わった満足感は、
めったに味わえないものだった。


今世紀最高の魅力的なダークヒロイン、リスベットが、
この先どう変化し成長(?)していくのか興味をそそられるが、
残念ながら原作者はすでに亡くなっており、新作は見られない。
かえすがえすも残念である。
もっとも、あれだけ魅力的だったレクター博士も、
ハンニバル・ライジング」でその出自を見せられて
ガッカリした前例があるだけに、このあたりで
止めておいた方がいいのかも……(^^;)。