*説得力
「超説得法」(野口悠紀雄)を読む。
仕事で、プレゼンで、人生のあらゆる局面で、相手を説得する
方法を開陳。ネーミングや比喩の大切さなどは、
ワタシの仕事と通じる部分も多く、面白く読めた。
しかし、どうもデジャブ感がある。これまでの著作で
使ったネタを、再使用しているのだ。それに聖書や
シェイクスピアを用例に使うのは、ちと古過ぎではないか。
野口先生も年をとったなあ……という感じである(思えば、
超整理法」の、画期的な着眼とアイデアは素晴らしかった)。


まあ読み物としてはともかく、実用書としては
いまのワタシの役に立たないことは確かだ。
そもそも説得する機会もそんな相手も、
見当たらないのだから(^_^;)。