リンカーン

吉祥寺の映画館で、「リンカーン」を見る。
最近のハリウッドはリンカーンブームなのか、
リンカーン 秘密の書」という映画もあった。
リンカーンが斧の達人で、バンパイアと戦っていた。
南北戦争は人間とバンパイアの戦いであった、という話で、
なかなか勉強になった。
このスピルバーグ版も見れば、リンカーンに関しては
もはや完璧だろう(^_^;)。


気になったのはリンカーン夫人役のサリー・フィールド
だった。最初登場したときは、あまりの老けっぷりに、
リンカーンの母親かと思った(^_^;)。
ウィキで調べてみると、リンカーン夫人は当時46歳だが、
サリー・フィールドは66歳、なんと20歳もサバ読んでいる。
ウィキの写真を見ると、リンカーン夫人に似ているので
選ばれたのだろうが、これはいくらなんでもムリがあるぞ。
それに、久々にシネコンではない普通の(?)映画館で
見たのだが、「非常口」と「禁煙」の明かりがついたままに
なっていて、これもまた気になって仕方がなかった。
さらに、床面がフラットなので、前にいた客の頭のせいで
画面が少し欠けてしまう。イライラして途中から席を移った。
そして、決定打。ペットボトルのお茶を飲みながら
見たのだが、2時間半もあるので、途中からトイレに
行きたくなって困った。
こんなに本筋以外のことが気になる映画体験も珍しい。


しかし、議論ばかりしている映画なのに、飽きさせない
演出はさすがスピルバーグ
それにダニエル・デイ・ルイスのなりきりぶりがなんと
いっても凄い。これだけでも見る価値は
あるなあ(と、一応フォローしておこう)。