ハグはヘン?

花子とアン」を見ていたら、角野卓造……いや
ハリセンボンの春菜が、いきなり吉高由里子
抱きついていた。
おいおい、日本人ってそんなにカンタンにハグしない
だろ? まして戦前だろ、この時代設定。


どうも最近、やたら劇中でハグする不自然なシーンを
よく見かける。まあ抱きつけばそれなりに
シーンとしては盛り上がる(?)から、ということも
あろうが、日本人の身体文化として、これは
現実的ではなく、違和感ありまくりだ。
そういえば、映画「永遠の0」でも、やくざの親分が
主人公の孫をいきなりハグするシーンがあって、
唐突でビックリしてしまった。
「俺は若い男が好きでな」というセリフも、なんだか
ヘンな意味にとっちゃうぞ……と、内心思い切り
突っ込んだものだ。


ハグを見ていてガマンできるのは、オリンピックや
ワールドカップで優勝したときくらいのものだ。
じつに見苦しい。暑苦しい。
頼むから、ハグはやめてくれ! 
日本の映画・テレビ業界に伏してお願いする(大げさw)
やめてくれたら、ハグしてもいい(^_^;)。


ちなみに、ワタシがハグという言葉を知ったのは、
プロレスのベアハッグという技からでありました。
力道山がいた頃の……古っ(^_^;)。