ゴジラ

大泉Tジョイで「ゴジラ」を見る。
さすがのハリウッドリメイク、大都市を壊しまくる迫力や
動きの質感は、わが東宝の及ぶところではなく、
料金分は十分楽しめた。
小学生時代から、このシリーズをわくわくしつつ見てきた
世代としては感無量であるとともに、アメリカによる
リメイクの成功がちょっと口惜しい。
まあしかし、次回作ではモスラキングギドラも出てくると
いうから、怪獣プロレス映画としてのさらなるパワーアップが
楽しみだ。


しかし……がっかりだったのは、ジュリエット・ビノシュ
あっという間に退場してしまうこと。一応アカデミー賞女優だと
いうのに、この扱いはないだろう!
というか、彼女もなんでゴジラ映画に出たのか?


と考えているうちに、思い当たった。演技派女優が最後まで
出ずっぱりだと、かんじんのゴジラが目立たなくなるからでは
ないか?……と(^_^;)。
その意味では、ビノシュはミスキャストな感じがした。
やっぱり怪獣映画は、藤山陽子とか団玲子とか白木マリとか、
あまり演技臭を感じさせない東宝映画御用達のお嬢様女優が
ピッタリだよなあ……(←これ褒め言葉)。