イギリス人のユーモア

レンタルDVDで「シャーロック」シーズン1の第一巻を見る。
初見だが、面白いじゃないの! 
まず、スマホやパソコンが頻出する21世紀の現代にホームズを
登場させるというアイデアが秀逸だ。
映像も凝っているし、登場人物のキャラも面白い。
主演のベネディクト・カンバーバッチも、尊大でわがまま、
そしてずば抜けた推理力を持つホームズを、魅力的に
演じきっている。近頃映画でよく見かけるのも納得の存在感で、
いい俳優だなあと再認識した。
いたるところに、ホームズファンならくすりと笑えるお約束が
散りばめられている点も見どころだ。
昔に返って、ホームズものをまた読みたくなってきた。


しかしなんといっても、この先も見てみたいと思わせるのは、
随所に登場する、イギリス人らしいブラック&辛辣なユーモアだ。
たとえばホームズが、下宿の大家さんのハドソン夫人のことを
ワトソンに説明する箇所。
「彼女の夫がフロリダで死刑判決を受けた時、手助けしたんだ」と
いう。「死刑から救ったのか?」と聞くワトソン。
「いや、確定にした」とホームズ(^_^;)。そっちかよwwwwww
このセリフを聞いて大笑いしながら、このシリーズを制覇しよう!と
かたく心に誓ったのでありました(^_^;)。