換装の感想

MUJI号のブレーキ本体を、シマノ・ティアグラに交換。
久々に自転車いじりをして、中腰になったり座り込んだり、
切ったり引っ張ったりねじったりして、さらに「これは
どうなってんだ?」と頭も悩ます箇所もあり、心地よい
疲労感を味わった。
終わったときにはすっかり腹が減ってしまい、自転車屋さんは
けっこうエネルギーを使う仕事だというのがよくわかった。
道理で、和田サイクルの某君はいつも何か食べてるわけだ(^_^;)。


さて、前後とも無事換装して、近所を軽く試走してみた。
さすが日本製、剛性感あるタッチで節度のある利き味だ。
安心して思い切りブレーキをかけられる。これでどんなに
スピードを出しても(?)大丈夫というものだ。
まあ出さないけど……。
それにしても、モノにはピンからキリまであるものだ。
なにしろ元付いていたのは中国製で、利きも悪く、お粗末な
代物だった。グッとレバーを握ると、力がヌルっとどこかへ
逃げていく感じがしたものだ。
いつぞや、目白の激坂で一生懸命ブレーキをかけたら、ワイヤーが
ゆるんでしまって、大いにあせった。
それに比べると、シマノ製は何十倍もの安心感がある。


ただちょっとシャクなのは、シマノにはこの上にさらにいくつもの
高級グレードが用意されており、値段もどんどん高くなっていく、と
いうことだ。世の中、万事お金である。
中級、いや下から数えたほうが早いティアグラでこんなに
いいんだから、最高級のデュラエースなんぞに換えた日にゃ、
どうなることか……。
ま、それは知らないことにしておこう(^_^;)。