世間とのズレ

ジャージー・ボーイズ」(C・イーストウッド監督)が
2014年キネマ旬報ベストテン・外国映画部門の1位に
選出された。
封切りで見たとき、ワタシ的には1位だったが、
キネ旬的には5位くらいかな?と思ったので、
なんともうれしい結果だ。
こういう、自分の評価と世間の評価のズレを予想するのは
なかなか楽しい。
ジャンルとしてはありきたりな音楽業界のバックステージもの、と
いうのが減点かな?と思ったのだが、あのラストの大団円の楽しさ、
見終わったあとの幸福感がアピールしたのだろう。
とくに名曲「シェリー」をリアルに歌っている点はポイント高い。


長いことキネ旬を読んでいたせいもあるが、ワタシの映画の
判定基準は、だいたいキネ旬と一致している。
何年か前の1位「ミスティック・リバー」、2位「殺人の追憶」と
いうのは、ワタシの予想とピッタリだった。もっとも、
その年に封切りで見たのはこの2本だけなのだが(^_^;)


こういうのもひとつの才能といえるのか?
なんの役にも立たないのが、ちょっと悲しい……Orz