女はこわい

映画「ゴーン・ガール」の原作本を読む。
文庫本ながら上下2巻というボリュームだ。
しかし長いとはいえ、映画を見ていたから、けっこう
読みやすかった。
夫にベン・アフレック、妻にロザムンド・パイクという配役が
じつにピッタリはまっていたので、ベンの間延びした顔と、
ロザムンドの何考えてるかよくわからない顔を想像しながら
読むと、すいすい進んだ。
その意味では、「見てから読んだ」のは正解だった。


しかし、長いわりにはすっきりしない、徒労感の残る結末だ。
映画だけで良かったかなあ……と、ちと後悔。
ちなみに映画を見た後は、「夫婦ってこわい」と思ったが、
原作を読み終えた後では、「女はこわい」と、しみじみ思った。
なおこれは本当にこわいと思ったわけで、「まんじゅうこわい」の
方ではアリマセン(^_^;)。