ひとりぼっちのあいつ

レンタルDVDで「ノーウェアボーイ」を見る。
2009年のイギリス映画で、
ジョン・レノンの少年時代を描いている。
実の母親に捨てられ、伯母に育てられたという複雑な
家庭環境のせいで、荒れるジョン。
奔放な母親と保守的な伯母という、ふたりの“母親”の対比が面白い。
なるほど、彼の暗めの曲想とか反抗的な姿勢は、こういうとこから
生まれてきたのか……と納得。
その実の母からバンジョーを習い、音楽への興味を抱き始めたと
いうのも、意外だった。
ポールとの出会いなど、ビートルズの草創期をのぞく面白さもあり、
ちょっとした佳作だった。
あまり期待してなかった作品が、じつは面白かったという喜びも
映画を見る楽しみのうちのひとつだ。


音楽系の映画を見終わったあとの典型的行動パターンだと思うが、
さっそくiTunesビートルズの青盤・赤盤を聴きまくり、
YouTubeで昔のライブ動画を見まくったのでありました(^_^;)