使い倒す技術

「マナーの正体」(中央公論社)を読む。
さだまさし酒井順子綿矢りさなど多くの書き手が開陳する
生活上のマナーの数々。
酒井順子の「ケチのマナー」には深く共感してしまった。
彼女はティッシュケチであり、一度鼻をかんだくらいでは
どうしても捨てられず、使用してない部分で何度も鼻を
かんでしまうとか。


ワタシの場合は、軽い汚れを拭き取った程度のティッシュなら
専用の袋に入れておいて、またほかの用途に使う……と
いうものだ。これだけ活用されれば、ティッシュも本望だろう。
なんて合理的、経済的なんだ(ほんとケチだなw)。
そういえば、これと並行して、シンクの排水口のゴミ受けを
浅型のアルミに換えた。そこに溜まったゴミはその日のうちに
ティッシュでさらって捨てることにしている。
衛生的で、じつに気持ちがいい。


ちなみに酒井女史、週刊誌のエッセイで使い捨てマスクをまた
使えるようにできないか?と書いていたが、これも同感だ。
なにかいい手はないだろうか。
つくづく「モッタイナイ」世代だなあ……と思うこと
しきりであります(^_^;)