フランキー&フランキー

ツタヤのシニア無料レンタルで、「そして父になる」、
「凶悪」を続けて見た。どちらも2013年の話題作。
それぞれ面白かったのだが、共通しているのは
リリー・フランキーのうまさだ。
「そして〜」では気のいい父親、「凶悪」では笑いながら
人をいたぶるサディスティックな悪人を演じている。
気を張らず、ごく自然に楽しそうに演じているのだが、
どっちもリアルに感じられるところがすごい。
俳優としての異色の個性が際立っている。


ウィキを見ると、今年だけで7本も出演するほどの
売れっ子ぶりだ。
ひょいと出てくるだけで画面をさらってしまう、あの独特の
存在感。多くの監督に「ぜひ使ってみたい」と思わせるのも
わかる気がする。


彼のことは昔からエッセイやイラストで知っていたが、
「東京タワー」での大化けぶりにはビックリした。
そしていま、俳優としても大忙し……マルチな才能というか、
どんだけ売るものがあるんだ、と感心を通り越して
あきれてしまう。
同じ個人事業主(?)としては、羨ましい限りであります(^_^;)