感動実話

ツタヤのレンタルDVDで、「ビリギャル」を見る。
落ちこぼれの金髪ギャルが、塾の熱血教師の特訓を受け、
偏差値を40も上げて慶応に受かってしまう……という実話の映画化だ。


聖徳太子を「デブな女の子」と答えたり、日本地図を描けと
言われて◯をひとつ描いただけ……とか、驚くべきレベルの
無知ぶりが前半の見せ場?だ。
それが、教師の心理学を応用したノウハウによって頑張り始め、
壁にぶち当たりながらも、成績を上げていく。
この流れがまるで波乱万丈のドラマになっており、いつしか金髪ギャルに
感情移入してしまう。
はたして彼女は本当に慶応に受かるのか……?と、こっちまで
ハラハラしてしまう。じつによくできた実話だ。
これは、同じような状況にある多くの生徒に自信と目標を持たせる
内容といえるだろう。原作がベストセラーになったのも頷ける。


ワタシ自身は、塾なんて現代の必要悪……くらいに思っていたのだが、
この映画を見て認識を改めた。
いい教師に巡りあって指導を受けられ、精神的にも成長したこのヒロインが、
ちょっとうらやましくなった。


ちなみに、なぜ塾に対して否定的なのかといえば、
田舎なので塾など皆無であり、行きたくても行けなかったからだ。
ま、ヒガミですな(^_^;)