「一週間に十日来い」

ビートルズを聴こう」(里中哲彦、遠山修司著)を読む。
ビートルズの公式録音213曲の完全ガイドと銘打って、曲の聞き所や裏話を語っている。
iTunesで赤盤・青盤を聴きながら、この解説を読むのはなかなか楽しかった。


ワタシは「Eight Days A Week」を聴くと、つい五月みどりの「一週間に十日来い」という歌を思い出してしまう。
ビートルズ五月みどりをパクった……いや、コンセプトをいただいたのでは?と、
かねがね思っていたのだが、なんと里中がこれに触れているので、うれしくなった。
もっとも、里中が「この歌の二番煎じではないかと……」と言うと、
遠山が「音楽を幅広く聴いてきた彼らも、さすがに五月みどりまでは聴いてないでしょう(笑)」と一笑に付しているのだが。


さすがにそれはそうだと思うが、念のために調べてみると、
五月みどりの方は1962年、ビートルズの方は1964年の発表なので、
五月みどりが先を行っていたことになる。まあ偶然というか、シンクロニシティということにしておこう(^_^;)


この本はアルバムごとに年代順に解説しているので、あらためてビートルズ
アルバムを順次聴いてみようか、という気になった。
また、人生の楽しみがひとつ増えた気分(^_^;)