大物感

ツタヤのレンタルDVDで「ブルックリン」を見る。去年のアカデミー主演女優賞ノミネート作品。
1950年代、アイルランドからアメリカへ移住した若い女性の自立と成長を描いたドラマ。
不安なままニューヨークで働き出した娘だが、やがて恋人もでき、仕事にも慣れて自信をつけていく。しかし、突然の身内の不幸でアイルランドに帰国して、人生の選択を迫られる……。


主演のシアーシャ・ローナンは「つぐない」で注目した若手女優で、すっかり大人になり、きれいになった。
大物感も漂っており、これから大いに伸びそうな有望株だ。
この映画は、ひたすら彼女を見るための映画であり、劇中どんどんきれいになっていくあたりは目を瞠る。


この映画でわかったのは、船に乗ったら、羊のシチューを食べちゃダメ、ということ(ヒロインが酔いまくる)。
それと、海水浴に行くのに、はじめから服の下に水着を着ていくのをアメリカ式、現地でバスタオルで隠しながら着替えるのをアイルランド式、と言うことを知った(知ってどうする、と思うけど)。
ちなみに瀬戸内海で育った私は、さらに進んだアメリカ式……というか、海がめっちゃ近いので、Tシャツと海パンだけで歩いて行ったものだ。


まあとにかく、アイルランドを舞台にした映画を見ていつも思うのは、 「アイルランドって仕事がないんだなあ……」ということでありました(^_^;)