ふたりだけの宇宙

ツタヤの準新作で「パッセンジャー」を見る。2016年のアメリカ合衆国SF映画


「農場コロニー」として知られる植民地惑星へ向け、冷凍睡眠の植民者5,259人を乗せた宇宙船アヴァロン号が遥か120年の航海をゆく。しかし、予定より早くジム・プレストンとオーロラ・ダンの2名が目覚めてしまう。目的地まで、まだ90年残されていた。(Amazonより)


宇宙船のなかで展開されるサバイバルものであり、ラブストーリー。
ふたりの関係がどうなるのか、ハラハラさせる脚本がうまい。宇宙船内部の美術も見事で、見ごたえがある。なかなか楽しめる一編だった。
勝手に別のタイトルをつけるなら、「宇宙でひとめぼれ」、「ふたりだけの宇宙」、「キミとの遭遇」といったところか(?)


昔、何度か仕事で宇宙関係の人に話を聞いたことがあるが、一様に「宇宙へ行ってみたい」という人ばかりだった。
私なんぞ「なんで?」と思うばかりで、さっぱりそういう気持ちがわからなかった。
この映画を見て、「やっぱり宇宙なんか行くもんじゃない!」と、しみじみ思った(^_^;)。
なにが楽しいのやら……でも一応、ハッピーエンドであります。