オーストラリア的

ツタヤのシニア無料レンタルで、DVD「オーストラリア」を見る。
ニコル・キッドマン、ヒュー・ジャックマン共演の壮大なラブストーリー……のつもりなんだろうが、さっぱり弾まない話だ。
なので、せっせと早送りで見る。


設定としては、恐れ多くも、あの「風と共に去りぬ」と、駄作「パール・ハーバー」あたりをごちゃまぜにして作り上げた印象。
終盤の見せ場である、日本軍のダーウィン空襲の場面に、「トラ・トラ・トラ!」のフィルムを流用していたのは、まあご愛嬌としよう。
許せないのは、脇役のアボリジニが、上陸してきた日本軍に射殺される……なんて展開だ。
おいおい、日本軍は、オーストラリアを空襲はしているが、上陸はしてないぞ!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
映画には悪役が必要だからって、こんな歴史歪曲、捏造はダメだろ!
これでは中国で作られている荒唐無稽な反日映画とたいして変わらない。オーストラリアって、雑な国だなあ……なんだか幻滅してしまった。


そういえばニコル・キッドマンって、やたら大柄だし、美人なのにあまり魅力を感じない。
これもオーストラリア的?(^_^;)