忘れたいのに

「老人の取扱説明書」(平松類著)を読む。
著者は現役の医者で、老人医療に長らく携わってきた人。
いわば老後の傾向と対策本で、年取ると体がどんな風に衰えていくかがリアルにこれでもかこれでもかと書かれている。
つい他人事とは思えず(←当たり前だ)、むさぼるように読んでしまった。


本としては、なかなかうまい企画ではある。
老後の心構えとか過ごし方とか、いろいろな本が出ているが、
体がどうなっていくかをリアルに説明した本はなかった。


まあとにかく、老化の内実を突きつけられて、ガカーリしてしまったorz
「オレだけは年取らない!」と思っていた自信が、すっかり揺らいでしまった。
そうだ、こういう場合は、こんな本のことはさっさと忘れてしまうことにしよう。老人力の出番だ。
……と思っていたら、何日たっても気になって仕方がない。
ついに老人力も衰えてきた?(^_^;)