「孤狼の血」その2

えぐい暴力描写はてんこ盛り。セクハラどころではないどぎついセリフもバンバン出てくる。
この映画には、東映プログラムピクチャーが元気だったころの、エログロはちゃめちゃ何でもありの熱気が横溢しているのだ。
誰かが書いていたが、「はなからテレビに売る気がない」心意気を感じる。東映は、やっぱこれだよ!


そのえぐい東映的描写がオサレなシネコンには合わないのか、土曜の初日というのに、ティ・ジョイ大泉の客の入りは今市だった。
まあ新宿とか上野とか錦糸町とかの、東映的カオスの感じられる街では大入り満員かも……と思いたい。


俳優がみんないい。よくまあ、あんな恐い顔ばかり集めてきたものだ。
どこがいいのかよく分からない松坂桃李まで、つられてよく見える(^_^;)
ヤクザ役は初めてという竹野内豊江口洋介もいい。竹野内なんか、「広島死闘篇」の千葉真一を彷彿とさせる迫力だ。


ところで江口は、どこが良くてこれまで売れていたのか、私にはさっぱり分からないのだが……。
そもそも、私が憎からず思っていた森高千里を嫁にしたことが許せない(←そっちかいw)


マクドナルドでは、エッグチーズバーガーという商品を、なぜか「エグチ」と略して呼んでいる。
たまに食べるのだが、オーダーするとき、なんだか彼の宣伝をさせられてるようで不愉快なので、私はあえて正式名称で呼ぶことにしている。
本当は、「森高の旦那バーガー」と言ってみたいのだが(^_^;)