NHKを辞めて最も成功した男

「僕らが毎日やっている最強の読み方 」(東洋経済新報社)を読む。
当代きっての物知りである池上彰佐藤優の対談本で、さまざまな情報収集と知的生産についてのノウハウを開陳している。


私は別に池上のファンでもなんでもないのだが、「小学生の頃、『丸』を読んでいた」という話にビックリ、一気に親近感が湧いた。
私も小学4年の頃から読んでいたからだ。「檣楼」とか「超弩級」とか「大鑑巨砲主義」とか、実生活ではあまり役に立たない言葉をいっぱい覚えたものだ。
ところが、当時掲載されていた漫画「のらくろ」のことを、彼は知らない様子。ウィキで調べてみると、一時期中断があったらしい。たまたまその時期に彼は「丸」を読み始めた、ということだろう。
知識ではとても勝てないが、「丸」の読者としては池上の先輩、ということなのであります、エヘン。


もうひとつ、スマホの話題。
「歩きスマホをしないのは、時間の使い方にメリハリがついていることの表れ」という話になり、
「歩きスマホをしている東大生は見かけない」と池上は言う。
そうか、その点では私も東大並みだな、と思わずウハウハ。
……スマホ持ってないから、当たり前だ(^_^;)


それにしても、新聞やら雑誌やら、ネットも含めて膨大な情報量をいつもチェックしている池上氏。
私が愛読している中央日報日本語版もチェックしているらしい。
機会があれば(ないと思うが)、「丸」と中央日報の面白さについて、熱く語り合ってみたいものだ。この2点に関してなら、彼に負けない自信はあるぞっと(^_^;)