吉祥寺化

昨今の西荻は、なぜか人が多い。とくに土日の人出には驚かされる。情報誌などで紹介されたせいか、よそ者がどっと訪れている感じだ。
オサレな店も目立つ。いうなれば、西荻の吉祥寺化が進んでいるのだ。
最近できたパン屋は、大手資本の協力を得て云々……との触れ込みだが、似たような店が吉祥寺で華々しくオープンし、あっさり終了したことを思い起こすと、わるい意味でも吉祥寺化が進んでいるような気がする。


それにしても、いまを去るン十年前、この街を初めて訪れたときのひなびた風情を思い出すと、隔世の感がある。
こんなの、西荻じゃな〜い!
オレの西荻を返せ〜! ……と叫んでみても虚しい。
幕末の尊王攘夷派の気持ちがよく分かる(?)今日このごろであります。


まあとにかく、千客万来で商店街にもけっこうお金が落ちているに違いない。
人大杉で街が栄える……これを私は、“大杉栄現象”と呼んでいる(わかるかな〜?w)