横着

ツタヤのシニア無料サービスで、『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』を見る。
2015年製作のイギリス映画で、ドローンを使用した現代の戦争の実態を描いた軍事サスペンス。
遠隔操作でテロリストをドローン攻撃する話なのだが、目標の近くに無辜の市民がいるので、攻撃をするか否か、さんざん迷い、議論する……というのが話のミソだ。結局攻撃してテロリストは爆殺するのだが、市民も巻き添えに……という皮肉な結末に。


見終わって、「横着すんなよ……」という言葉がなぜか浮かんできた。
相手がテロリストとはいえ、まったく無防備な相手に遠距離の安全圏から攻撃する、という卑怯な(?)手段を使うゆえだ。


私なんぞ、かつて上京した当時、楽しい都会生活に浮かれて、ついつい田舎に連絡しないでいると、親から「この横着者め」と言われたものだ(^_^;)。
いまはほとんど使われないようだが、なんかこのニュアンスがピッタリな映画だった。
そして全体の感想としては、「こんな横着してたら、そのうちバチが当たるぞ」と、つい思ってしまった(死語だらけw)。