MUJIよ、さらば

MUJI号を処分した。
ロスター号導入に伴い、使いみちがなくなったので、定期的にリサイクル回収に来る業者に引き取ってもらった。13年間、ご苦労さま〜。
思えばいろいろなことがあった。秋葉原まで行って、MacBook Airを買ってきたとか、職質によく遭って閉口したとか、ドンキの店頭で転倒したとか。
なにしろマメに使ったので、無印吉祥寺店で特価2万円、という出費の元をとったことだけは間違いない。


前夜は大変だった。使えそうな部品をはずし、元の部品に付け替える作業で、えらく時間がかかってしまった。
少々部品が付いてなくても引き取ってくれるらしいのだが、そこは完璧主義?の私のこと、元の部品はちゃんとまとめてひとつの箱に入れておいたのだ。
こういうところがいかにもセコい……いや用意周到かつ未来に備える性格の私なのであります(^_^;)


MUJI号には愛着もあったのだが、不思議とすっきりした気分。
10年10万km乗って、けっこう愛着のあったユーノスロードスターを売った時、不思議なほどさわやか気分になったのだが、それと同じだ。


1台減って、玄関はすっきり。しかし空間に余裕が生まれると、こんどは埋めたくなってくるのが人の性(?)。
こんどは何にするかな〜?などと早くも考えてしまう。やっぱり折りたたみの小径車がいいかな。20インチぐらいの軽いロード系? ストライダなんかもいいな。やっぱりブロンプトン? いやそれは予算が……などと、頭の中はいろいろな妄想が渦巻いている。


これで、すっきりした理由がわかった。
ひとつ手放すと、新たな物欲が湧いてきて、ワクワクする。それが楽しいのだと。
やっぱり物欲って、生きるうえでのひとつの張り合いだな。若返りの秘薬だな(?)……と再認識したのでありました(^_^;)