リアキャリア始末記

ロスター号にはフロントにカゴを付けてあるので、ふだんの買い物はここに放り込める。
しかし、あんまり重いものはハンドルがふらつくので不安を感じる。でかい電化製品なんかを運ぶにも不便だ。
そこで、ここはぜひひとつリアキャリアが欲しい。


……ってことで、いろいろ検討の末、和田サイクルでトピークのリアキャリアを買って取り付けた。
3500円也のアルミ製だが、意外に軽くて丈夫そうだ。カタログデータによると、25kgまで積載できるとか。う〜ん、これで安心!
うちにあった100均の荷台用ゴムひもを付けて終了だ。
しかし、荷台にゴムひもをつけたら、思いっきりおっさん風になってしまった。おっさんだけど。


しかしまだ足りない。ツーリング用のバニアバッグのようなものが欲しい。キャリアに載せるより、サイドに装着したバッグに収納する方が簡単だし安定する、と考えるからだ。
だがパニアバッグは値段が張るし、どうも大げさだ。そもそもこれから五大陸横断ツーリングに出る予定もないので、「の・ようなもの」でいいかと探したところ、バイクザックという製品を見つけた。
デンマーク製品で、丈夫なレジャーシート風の生地で作ったショッパーだ。
自転車用と銘打ってあるのは、上端にフックが付けてあり、キャリアにカンタンに引っ掛けられるからだ。
ネットで見つけて、翌日和田サイクルのN君に「こんなものがあるんだけど……」と言ったら、ちょうど入れようとしていたとか。なんていいタイミング。
いいものの分かる客と、できる店員とのコラボですな(←単なる偶然w)


というわけで2、3日後、バイクザックが到着。1400円也。ペナペナな質感がちと不安だが、耐荷重7kgだそうで、まあいいかと(ちなみに2種類あって、もうひとつはフェルト製で3000円、多少高級感あり)。
なにより装着がカンタンなのがいい。使わない時は畳んでおけるし。
さっそく、MacBook Airと書類を入れて走り回ってみたが、なんの問題もなかった。
やっぱり、荷物は後輪部にまとめた方が安定する、と物理の法則を再確認。両方に吊るせば、パニアバッグだ(?)
それにしても、このバイクザックを作っているデンマークの会社、HPを見ると、取り扱い製品はこれしかないようだ。大丈夫なのか!?(余計なお世話?)


とまあ、話はまだ終わらない。
いつも畳んでバッグに入れている買い物用のエコバッグを、リアキャリアに引っ掛けたいと思うようになった。
キャリアにフックが付いていればことはカンタンなのだが、最近は付いてないのが多いのだ。アルミは加工が面倒だからか?
そこで、台所にあった鍋やらターナーやらを吊るしていたプラスチックのS字フックを転用、キャリアに引っ掛けてみた。
後ろから見ると、キャリアの右側にフックを掛け、またぐようにエコバッグを左側に吊るす格好になる。これで一応OKなのだが、どうもキッチンのものということで、所帯じみた感じが出てしまう。
オサレなカラビナでも使うかな?と。


そこで、なにか良いものは?とリサーチに出た。
久々に東八道路のJマートに行ってみたら、いつのまにかコーナンになっていた。いつだか大規模な工事をしていた事情はこ〜なんですねと。
さすがプロも買いに来るホームセンター、フックもカラビナも大抵のものはある。多すぎて探すのにくたびれた。
結局、丈夫で割れにくいという触れ込みのS字フック(耐荷重5kg)に決定。なんと4個で108円だ。
はるばる三鷹まで来て、100均と同じ出費で済むとは……うれしいような虚しいような。


ともあれ、これで自転車での運搬は完璧だ。重厚長大、どんとこい!
われながらよく出来たなあ、このシステム。
これがホントの、キャリアの差……?(^_^;)