サプライズの連打

Tジョイ大泉で「アリー/スター誕生」を見る。
話はありふれたサクセスものだったが、初監督のブラッドリー・クーパーの演出、なかなか達者ではないか。
彼は主演でギターも弾き、歌も歌っているのだが、そっちもうまくこなしているのに驚いた。こんな多芸なヒトだったのか。


ヒロインのレディ・ガガも、映画初主演とは思えないぐらい、ヒロイン役を堂々と演じきっていた。
このヒト、私は単なるイロモノかと思っていたのだが、圧倒的な歌唱力には驚いた。声量のすごさ、声域の広さにビックリ。
曲も自作しているそうだが、要するに歌のうまい、アメリカのユーミンってこと?(^_^;)


しかし、この日のサプライズは、この映画だけではなかった。
なんとクリント・イーストウッドの新作「運び屋」の予告編が流れたのだ。このじいさん、まだ作ってたのか!とビックリ(^_^;)。しかも監督・主演。90歳も近いというのに、なんてタフなんだ。
さらにもう1本、「クリード チャンプを継ぐ男」の続篇が来るという。まだやるのかこの路線。もうスタローンを死なせないと、話が持たないぞ(^_^;)


そしてもうひとつ、場外でちょっとしたサプライズが。
「アリー」の入場前のことだが、「ボヘミアン・ラプソディ」の上映が終わって出てくる客のひとりに、従業員がなにか注意していたのだ。「今度見つけたら、お金をいただきます」とかなんとか。
察するに、他の映画を見たあと、ちょうどタイミングが合ったので、最後のライブシーンをタダ見した……てなことだったらしい。シネコンだから、いったん中に入ればそういうこともできてしまう。
悪いことだが、気持ちはわかる。あれは私だってもう一度見たいもんな……と、いまや社会現象ともいえる「ボヘミアン〜」のヒットぶりを再認識した。


てなわけで、この日のTジョイ大泉は、サプライズ盛りだくさんなのでありました(^_^;)