期待してるよん

昨日の続きだが、稲垣えみ子サンは面白い。

これまでに『もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓』、『魂の退社』、『アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。』、『寂しい生活』などを読んできたが、どれも目からウロコだった。

 

本人のビジュアルのインパクトもすごい。というか、まずそっちにやられる。

日本的な、大阪のおばちゃん風の親しみやすい風貌だが、なんと頭にアフロが乗っかっているのだ。このズレというか落差がすごいので、著書の近影をみたとき、思わずププッと吹き出してしまった。

本人はアフロにした途端、モテ期が来た!と言うが、確かにその親しみやすさというか吸引力というか、その人目を惹きつける雰囲気は、超絶凄ワザ!的だ。

街で見かけたら、私だってつい声をかけてしまうと思う。とりあえず、「掃除はほうきに限るよね?」なんて聞いたりして(^_^;)

 

文章も考え方も、いわゆる朝日的な権威主義からは遠く、地に足の着いた目線と暖かみが感じられる。

例の誤報事件で朝日が大ピンチになったとき、イメチェン作戦?で論説委員に起用されたそうだが、それも頷ける。

 

ちなみに私も、あの一連の不祥事で朝日にすっかり幻滅してしまったうちの一人だ。

愛読していた頃、居酒屋でしゃべることは、ほとんど朝日新聞の受け売りだったのになあ……(遠い目w

いまではせいぜいネットのおくやみ欄を読むぐらいしか、接点がない。朝日のおくやみ欄は信頼できるのだ。

 

まあその分(?)、稲垣えみ子サンを応援していこうと思う。これからもどんどん書いて欲しい。期待してるよっ!