シリーズ第3弾は?
ユナイテッドシネマとしまえんで、「ロケットマン」を見る。
タイトルを聞いたとき、金正恩(byトランプ)のことか!と思ったが、そんなこたぁない。
エルトン・ジョンの伝記映画でありました。
同時代人とはいえ、エルトン・ジョンにはさして思い入れがないのだが、映画はなかなか面白かった。
親の愛情の欠如に悩み、アルコール、ドラッグ、過食症などいろんな依存症に苦しむ半生を、ミュージカル仕立てでたくみに描いて飽きさせない。
やはり先行の「ボヘミアン・ラプソディ」に比べると、劇的な要素という意味で、興趣が落ちるのは否めない。
あちらはF・マーキュリーが悲劇的な死を遂げたのに対し、エルトン・ジョンは数々の依存症も克服し、いまも存命で、同性と結婚して幸せに暮らしているわけだし。
それに、やはりエルトン・ジョン自身がブサイクな男というのが、客を呼ぶという点では、一番のネックではないか?(^_^;)
主演のタロン・エガートンは十分ハンサムなのだが……。
エルトンに似せようと、メーキャップや髪型で、涙ぐましい努力をしているのが印象的だった。
この映画でビックリしたのは、(クレジットロールで確認したのだが)劇中の歌をタロン・エガートン自身が歌っていること。
それに、エルトンの太った母親を演じているのが、まだ若いブライス・ダラス・ハワードだと、途中で気がついたとき((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
これが最大のサプライズでありました(^_^;)
さてさて、「ボヘミアン~」に次いで、イギリス人でゲイのミュージシャンを描いたこの路線(?)、次は誰になるのだろうか。
まあいっぱいいそうだから、題材には事欠かない?(^_^;)