少子化時代にオススメ?
そんでもって、「ターミネーター:ニュー・フェイト」の流れから「タリーと私の不思議な時間」を見る。
3人めを妊娠した母親が直面する育児の大変さ、育児うつ(?)を描いて、なかなかに面白く見せる映画だ。
産前産後のえらく太ったシャリーズ・セロンが圧巻で、体を自由自在にコントロールするその女優根性に感心する。こんな役をやっても、凄みのある殺し屋をやっても様になるところがエライ。
お目当てのベビーシッター役、マッケンジー・デイビスもやっぱり良くて、将来性十分と見た。
それにしても、こんな題材で映画1本を作ってしまうハリウッドの目の付け所と腕力に感心する。
こんなシナリオは女でないと書けないだろうなあと思って調べてみたら、やっぱり女性で、ディアブロ・コーディという人。
なんと 「JUNO/ジュノ 」、「ヤング≒アダルト」も書いていた。どっちも好きな映画だ。
ストリッパーもやっていた、というところが凄い。人生の酸いも甘いも噛み分けてんだろうなあ……。
ともあれ、育児に追われ、イライラしている母親すべてに見せたい映画だ。
いや、父親が見るべき映画だろうなこれは(^_^;)