決定!?
ユナイテッドシネマとしまえんで、「フォードvsフェラーリ」を見る。
今年初の劇場映画ってことで、IMAX+ウインブルシートという大盤振る舞い。
前評判のいい本作だが、いやはや期待にたがわぬ出来だった。大画面+音響振動シートの相乗効果もあって、レースシーンはすごい迫力。
いまどきCGをほとんど使ってないというのが、またいい。
人間ドラマとしても胸アツな良作であり、早くも本年ベストワン決定!……早すぎ?(^_^;)
ところで、主人公のレーサー(クリスチャン・ベール)の妻の描き方が面白かった。
冒頭、まるで他人のようにもったいぶって登場したり、無茶な運転で夫を困らせたり、かといえばつねにクールに夫を見守るところ……なんか既視感が。
そう、これは「ライトスタッフ」の主人公、チャック・イェーガー(サム・シェパード)の奥さんをヒントにしたのではないか?と思った次第。
スピードに命を懸ける男の妻ともなると、こんなふうに肝が据わってないと務まらないのだろうか。
これぞ、レーサーの妻としての正しい資質(ライト・スタッフ)?
ちなみに、イェーガーの奥さんが実際どんな人だったのか興味があるので、「ライトスタッフ」の原作を読んでみたいとずっと思っているのだが、いまだに果たせていない。今年こそは読むぞっと(^_^;)
さてこのあとは、「リチャード・ジュエル」(C・イーストウッド監督)、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」も見なくっちゃ……ということで、大いに期待。
年明けから、映画に関しては幸先のいいスタートを切ったのでありました。