Tジョイ大泉で「1917 命をかけた伝令」(サム・メンデス監督)を見る。
第一次大戦のさなか、最前線の部隊に攻撃中止の命令を届けるべく、伝令として敵中を横断するふたりの兵士の話。はたして使命を果たし、生きて帰れるか?というサスペンスで惹きつける。
そんな命令、いまならケータイで伝えればいいのに、ご苦労なことで……と言っちゃあおしまいか(^_^;)
主人公ふたりをつねにカメラが前後して追いかけ、カットの変わり目を感じさせない。まさに戦場の真ん中に放り出されたようなリアルな迫力に圧倒される。
本当はCGでつないでいるらしいのだが、見た目ではさっぱりわからい。面白い試みの映画だ。
いやはや、飽きずに2時間見せられてしまった。
しかし、ふとわれに返ってしまうのは、皮肉にも随所に出てくる英国人俳優のせいだ。
コリン・ファース、マーク・ストロング、ベネディクト・カンバーバッチなどおなじみの顔が登場するので、ああこれは劇映画なんだ、と現実に引き戻されてしまう(^_^;)
とりわけ最後に出てくるカンバーバッチには、思わず「なんでシャーロックがこんなとこに出てくるんだよ!」、「お前はどっかで暗号解いてんじゃないのか!」(←時代が違うw)などと内心突っ込んでしまった。
有名俳優を起用するのも考えものですな(^_^;)