リモート参加

巣ごもりの時代?にふさわしいイベントを楽しんだ。

政治学者・岩田温の大阪での講演会を、You Tubeのオンライン中継で見る機会があり、ちょうど巣ごもりの連休だし雨だしということで、参加したのだ(もちろん有料)。

 

岩田温は毎日You Tubeの「岩田温チャンネル」を更新していて、その発信力とエネルギーにはいつも感心する。話が面白いし、ユーモアもある。いまいちばん注目に値する論客だと思う。

 

しかし、なにせオンライン中継ということで、こっちも不安だった。ちゃんと見られるのか、つながるのかと。

案の定、30分前にYou TubeのURLを教えてくれるということだったが、その時間になってもメールが来ない。やきもきして、開始10分前に連絡したら、やっと教えてくれた。

向こうも初めての試みの世界同時中継(!)ということで、現場は混乱してるんだろうな、と好意的に解釈しておいた。

 

で、肝心の講演はさすが喋りのプロ、漫談やジョークも交え、辛辣にリベラルを批判しつつ、アカデミックな話題もぬかりなく取り上げて国家観、世界観を展開する。なかなか充実した2時間だった。

大阪では、このあと希望者と懇親会もやるらしい。そのあたりは、リモート参加の悲しさ、行けなかったのがちと残念だった(^_^;)

 

ちなみに、岩田温はオンライン飲み会もよく中継しているのだが、なかなか楽しそうなお酒だ。じかに話して、冗談のひとつも言ってみたいという気もする。

ただ飲みすぎて、彼が「似ている」と自称する金正恩みたいにならないかと、心配だ(^_^;)

 

ともあれ、ネット時代の新しいイベントの楽しみ方を実感した、貴重な経験だった。そして思った。これは、ビジネス的にアリではないかと。

たとえば、好きなアーティストのオンラインライブなら、お金を出しても見たい、という人はけっこういるのではないか。私なら、たとえばPerfumeがライブをやるなら、お金を出してもいいと思う(金額にもよるけどw)。サザンとかB’zだって、OKではないか。

アフターコロナの時代の要請というか、これはけっこう有望なビジネスになるのではないか?……と思ったのでありました。