Amazonの功罪?

プライムビデオはいいヒマつぶしになるな、と思っていたのだが、とんでもない。ヒマがつぶせすぎて、何もできなくなるではないか。

あれもこれもと映画が山のようにあるので、うれしい悲鳴というより、どうやって時間をひねり出すか悩んでしまう。それに加えて、「この映画はそろそろ期限切れですよ」と、プレッシャーをかけてきて、焦らせる。

 

そこで、空いた時間にちょっとずつ見たりする。ネットサーフィンしつつ見る。カフェに入れば見る。待ち時間に見る。そのうち、風呂やトイレで見るかも。

これまで、映画というものは斎戒沐浴、襟を正して見るもの。始まったら一気に最後まで通して見るもの――と思っていたのだが、すっかり常識を覆された。すき間時間を利用してぶつ切りで見るものになったわけだ。ある種のカルチャーショックを感じてしまった。

 

これは、映画を見ての印象も変わるのではないか。つまらない映画を一気に見ると腹が立ったりするが、ぶつ切りだとそうでもないかも?(^_^;)

人間の條件」(全9時間)なんて長いのも、ちょっとずつなら見られるかもしれない。

 

映画を作る側も、発想の転換が必要かも。ストーリー性よりも、場面ごとの派手さとか、目を引くビジュアルがさらに重視されていくかも。どこから見てもOKな映画とか(^_^;)

 

とまあ、いろいろなことを考えてしまった。

罪なヤツだぜ、ああAmazon~(「時間よ止まれ」の節でw