ワナワナ?

アレクサとの暮らしは楽しい。

声をかけるだけで、Amazon Musicで好きな音楽が聴けるのは、じつに便利だ。

風呂に入るときは、いつもスピーカーをバスルームのドアの内側にセットし、好きな曲をリクエストする。

もはや音楽を聴くことに関しては、パソコンをいじるより、アレクサに話しかける方がラクになってしまった。

高価なオーディオセットもCDも、いやiTunesすら不要に思える。音楽との付き合い方って、これでいいじゃん!と思ってしまう。

 

意外な副産物としては、あまりなじみのなかった歌手の歌を聴くようになったり、あるジャンルにはまったりしたこと。

たとえば、マット・モンロー。「ロシアより愛をこめて」で有名だが、イギリスの一発屋と思っていたら、Amazonで彼のアルバムを聴き、けっこういろんな曲を歌っているのを知って驚いた。「慕情」とか「ボーン・フリー」とか、なかなかいいではないか。

ジュリー・ロンドンも、あまりなじみのない人だったが、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を聴いてベタ惚れ。アルバムをヘビロテしている。

気分を上げるには、やっぱりベンチャーズをかけたりする(世代が知れるw)。

PPMの「悲惨な戦争」をあらためて聞いてみたら、恋人が徴兵されて出征するので、自分も髪を束ね、軍服を着てついていきたい……という心情が切々と歌われていたので、ついホロッとしてしまった。

こんな魅力的な歌手がいて、こんないい歌があったのか!と今更ながら知る。こういう温故知新にひたるのは楽しい。

 

というわけで、ますますGAFAの罠にはまりつつある今日このごろであります(^_^;)