わが愛車・ベロスターのトップチューブについたキズのお話であります。
買った頃だが、うっかり鍵の束を落として、チューブに当ててしまったのだ。ワインレッドの塗装がそこだけ剥げて、2、3ミリ径のキズ痕が残ってしまった。目につきやすいところだけに、やな感じで、ずっと気になっていた。
そんなある日のこと、近所のワークマンへ行ったら、プロ用と銘打ったマーカーが300円くらいで売られていたので、これでごまかすか?と赤を買ってみた。
さっそく店の前で塗ってみた。
すると……塗った部分は赤というよりピンクっぽい色になってしまい、浮き上がって見える。余計目立つじゃないか!orz
これがホントの、恥の上塗り?(^_^;)
これなら、チラ見でもバレてしまう。やはり細かい種類を揃えているクルマ用のタッチアップペイントを買わなきゃダメか……とちょっとユーウツになった。
しかし、塗ったところはちゃんと膜状になってキズをカバーしてくれている。さすがワークマンだ。
そこで、なんとか色だけごまかせないかと考えて、ダメもとで赤いマジックを塗ってみた。
映画「プリティ・ウーマン」の冒頭、金のないジュリア・ロバーツが、ブーツのキズを黒のマジック塗ってごまかす場面があったが、アレですよアレ。
するとなんたる偶然か、ピンクがフレームの色に近いレッドに変わり、アラが目立たなくなった! あら不思議!
これならチラ見はもちろん、ガン見してもわからないレベルだ。いや〜、ビックリ&嬉しい。
6等くらいの宝くじが当たったような(?)、ちょっとしたいい気分になった。何事もやってみるもんだなあ。
おかげで、ベロスターに乗るのがさらに楽しくなった。
人間、ちょっとしたことで幸福感を得られるもんだなあ……としみじみ(最近こういう小さな幸せ系のできごとが多い。年のせい?w)