Jコンその2
Jコンは20インチホイールの小径車。
かつてブロンプトン、モールトン、BD–1、トランジットコンパクトなど、小径車にはいろいろ乗ってきたわけだが、このところ大径車ばかりで、小径車はご無沙汰していた。
久々に小径車に接すると、けっこう新鮮な印象で、乗るのが楽しい。そのメリットを、あらためていろいろ体感した。
○小さく、軽いので取り回しがラク。
○前乗りで乗り降りしやすいので、街歩きには最適。ちょこちょこ止まったり寄り道したり、という使い方にはピッタリだ。
○ちょこっと駐輪する場合でも、さほどスペースを取らないので、周囲への迷惑度は低い。
……などなど。
これまで乗ってきた大径(700C)は、安定性や直進性などでは確かに安心できるものだったが、逆にいえばそれはあまり面白くない……とも言える。
小径は多少不安定で、段差や悪路にも気を使うのだが、それはある意味刺激があって面白い乗り味、ともいえるのだ。
周囲の交通状況や路面状況に気を配り、危ないクルマや逆走自転車がいないか注意しながら走る。いわば周囲と調和し、折り合いながら走る、という感じがある。これがけっこう新鮮だ。
それに小径のデメリットは、ある程度電アシということでカバーしてくれる。
「小径は疲れる」という、ごく当たり前の批判には、自転車なんてもともと疲れるものじゃん! 疲れるからいいんだよ! と言い切ってしまおう。
とまあ、小径車についていろいろ考えてしまった。
電アシをラクで楽しい乗り物と考える私としては、さらに小さく軽く、取り回しがラクというメリットが加わったわけで、大いに満足している。
小径電アシは、年寄に最適!というのが結論だ(^_^;)
若い頃には、気づかなかった視点でありました。