コテンコテン?
なぜか「源氏物語」を読み始めた。
このあたりの古典とか、「戦争と平和」などの大長編小説は気になっていたのだが、なかなか手が出なかった。
それが読む気になったのは、ま、年のせいかもしれない。「苦海浄土」をコンプリートして、変に自信をつけたせいもあるかも……(^_^;)
で、源氏物語は、もちろん現代語訳。
与謝野晶子、谷崎潤一郎など訳した人はいろいろいるが、なるべく最新のものがいいだろうと、角田光代サンのバージョンを読み始めた。
ところが、この第一巻が700ページくらいもあるボリューム。
手に持って支えるだけでも大変だし、けっこう重いので、持ち歩くのも辛い。
というわけで、速攻で文庫版に変更(^_^;)
瀬戸内寂聴サンのものを読み始めた。
やっぱり、文庫版はいつでもどこでも読めるのがいい。
しかし、この先も楽観?はできない。
なにしろ、寂聴サンのバージョンは10巻まであるのだ。
いつ挫折しても不思議ではない。
それにしても、このボリューム……書きも書いたり、訳しも訳したりである。
しかし、世の中には現代語訳の各バージョンを全部読んでいる人もいるようだ。訳者ごとの特徴や読みやすさなどを比較しているサイトがあった。
もしコンプリートできたら、しみじみ自分を褒めてやりたい。