古池や蛙飛びこむ水の音

最近、全身からウロコが85枚は落ちたできごと。
上の有名な俳句、「古池に蛙が飛び込む水の音が聞こえる」と
いう意味だとフツーに思っていたが、なんとこれが違うと
いうのだ。
本当の意味は、「どこからともなく聞こえてくる蛙が飛びこむ
水の音を聞いているうちに、心の中に古池の面影が
浮かび上がった」というのである!!!!(゚o゜)\ガチョーン
「古池や」の「や」が、いわゆる切れ字というヤツで、
言葉と言葉の切り口に時間的、空間的な「間」を生み出す
役割を担っている、というのだ。
以上、『俳句的生活』(長谷川櫂著・中公新書)より。


それにしても、ずっと昔から信じていたことを
覆されると、ビックリしますなあ~。俳句は奥が深い。
しばらくこの世界を徘徊しよっとw