2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

不愉快な八人

Tジョイ大泉で「ヘイトフル・エイト」を見る。 タランティーノの新作で、西部劇であり、密室劇。 3時間近い長尺を、舞台ひとつで持たすのはどうかと 思ったのだが、そこはさすがタラちゃん、独特の話法と あくどい描写で引っ張るのはさすがだ。 しかしこれ、…

脱線

「殺人鬼ゾディアック」(ゲーリー・L・スチュアート他著、 亜紀書房)を読む。 赤ん坊のときに親に捨てられた著者が、自分の出自を 調べてみたら父親がなんと連続殺人犯だった……という 衝撃的な実話だ。 この殺人犯というのが、「ダーティ・ハリー」の犯人…

起業家精神

ツタヤの高すぎ新作レンタルで、「ナイトクローラー」を見る。 ロサンゼルスで起こる事故、犯罪や火事をフリーランサーの ジャーナリストとして撮影する社会病質者を 描いている(ウィキより)。 これを演じるジェイク・ギレンホールの怪演が見もので、 病的…

理想社会?

ツタヤの高すぎ新作レンタルで、「チャイルド44」を見る。 いまや超売れっ子の、トム・ハーディ主演のミステリー。 旧ソ連時代の連続殺人事件を題材としている。 理想社会を実現したソ連で殺人など起きるはずがない、と いうドグマのもと、捜査は行われず、…

火星に行くなら

Tジョイ大泉で、「オデッセイ」を見る。 火星に取り残された飛行士のサバイバル生活と救助活動を描く。 自分でじゃがいもを有機栽培したり、水を作り出したりと、 その創意工夫には感心する。 火星に行く予定のある人は、参考にしたらいいかと(^_^;) 宇宙船…

いまだから

映画「キャロル」を早速見に行く。 ほぼ原作のイメージ通りに作られていた。 ケイト・ブランシェットは相変わらずうまいが、 なんといっても、これはルーニー・マーラを見る映画では ないだろうか。 若さゆえの迷い、一途さ、けなげさといったものが、 ヘッ…

クリスマスにキャロルと出会う話(?)

話題の映画「キャロル」が公開されるのを前に、原作を 読んでみた。パトリシア・ハイスミスによる小説は、いまから 65年前に書かれたものだが、同性愛がタブーとされていた 時代だけに、別名で発表されたという。 女性ふたりの愛のゆくえをディテール豊かに…

歯間ブラシ

H歯科で訊いたことがきっかけで、歯間ブラシを使い始めた。 ふだんは電動歯ブラシを使っているのだが、なんでも歯垢や 食べ物のカスは歯ブラシだけではとれず、歯間ブラシが 有効という。 爪楊枝の先にトゲトゲが付いているようなゴム製品で、 電動歯ブラシ…

ベストテン

2015年のキネマ旬報外国映画ベストテンに、 ワタシの見た映画が4本入っていた。 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(1位)、 「アメリカン・スナイパー」(2位)、「バードマン」(4位)は 封切りで。「セッション」(7位)はツタヤの 高すぎ新作レンタ…

知的資産?

「百歳までの読書術」(津野海太郎著)を読む。 読書術とは銘打っているが、半分は老化や友人関係に まつわる話で、興味もてないところは適当に飛ばして読む。 これぞワタシの読書術。 本の整理や処分に苦労する話は大いに共感。著者も、 ある時期から買うも…