2013-01-01から1年間の記事一覧

「永遠の0」

大泉Tジョイで、「永遠の0」を見る。 原作にほぼ忠実な作りで、ミステリアスな展開に 引っ張られ、後半はけっこう泣けてしまった。 とくにラスト、青年が見上げる空に、特攻に向かう 祖父のゼロ戦が忽然と現れ、そして敵艦に向かって 突っ込んでいくシーンは…

苦心サンタン?

近所の図書館へ行ったら、職員がサンタの帽子を 被っていた。ちょっとビックリ。 われわれは納税した分の公共サービスを受けに来て いるのであって、それはありがたいと思っているが、 それ以上のものを期待しているわけではない。 最近は図書館も民間への業…

だまされる快感

「ポーカー・レッスン」(J・ディーヴァー)読了。 短篇集だが、あっと驚くどんでん返しの詰め合わせ。 どの話にもみごとにだまされてしまった。どこに伏線が あったのか、どこでミスリードされたのか、 もう一度読み返して確認したくなる。 まさに「だまさ…

1/10

先日、「ゴッドファーザー」の家がタテ・ヨコ476mの 広い家……と書いたが、訂正。 きょうもCSで放映していたので、たまたま最後のシーンを 見ていた。すると、例の貼り紙の敷地面積「56エーカー」という 数字の間に、なにやら小さな点が(^_^;)。 どうも5.6エ…

記憶のメカニズム

同世代の数人で忘年会。 この年になると、誰が死んだとか、親もそろそろ危ない とか、なら遺書を書かせておいたほうがいいとか、 いやわれわれも書いておいた方がいいとか、あまり 夢のない話がえんえん続く(^_^;)。 かつて反体制やら実存やら造反有理やら口…

キープレフト

自転車の路側帯での右側通行(逆走)が禁止になった。 早く言えば、自転車はとにかく道路の左側を走行 しなければならない、ということだ(許可された 歩道を除く)。 テレビのニュースで取り上げられたので、反響は 大きいようだ。 なにより、逆走は危険だ…

さすがゴッドファーザー

CSで「ゴッドファーザー」を放映していた。いままでのどんな メディアで見たよりも高画質で、つい目が吸い付けられてしまう。 とはいえ、すでに飽きるほど見ている映画なので、 どこか細かい突っ込みどころはないかという視点で鑑賞。 終盤、コルレオーネフ…

「ごちそうさん」ウォーキング?

11時過ぎ頃、いつものように公園を散歩していた。 ぽかぽか暖かいので、ついベンチでごろ寝。コンビニでもらってきた 区報を眺める。気持ちいいので、ついうとうと。 ふと公園の時計を見ると、もう12時40分。 いかん、「ごちそうさん」が始まるじゃないか!(…

かの国

呉善花さんの本をたくさん読んだせいで、日韓問題に興味が広がり、 いわゆる歴史認識問題や教科書問題などについての本を よく読んでいる。別に韓国自体に興味はないのだが、歴史やら 国民性やらに、すっかり詳しくなってしまった(^_^;)。 なかでも「親日派…

ごちそうさん

NHKの朝ドラ「ごちそうさん」を毎日見ている。 なかなか面白いではないか。 小姑役の女優がいい味出してるし、主役の杏もコメディエンヌと しての才能と大物感を感じさせる。 ときどき、親父の渡辺謙の顔がダブってしまうのがナンだが。 しかし、NHKの朝ドラ…

ムダな買い物

愛車のMUJIにリクセンカウルの小さいカゴを付けた。 これまではショルダーバッグを肩にかけていたのだが、 荷物が増えると疲れるし、コンビニ袋をハンドルに下げると、 ハンドルさばきが不安定になる。 なんでもカゴに入れてしまえ、ということにした。 使っ…

舟を編む

レンタルBRで「舟を編む」を見る。辞書を作るというだけの 動きのない話をどうやって映画にするのかと思っていたが、 ひきこもりっぽい主人公の成長物語とチームワークの話に なっており、なかなか面白かった。 やたらどなったり肩をいからせたりするような…

民族の誇り

レンタルDVDで、台湾映画「セデック・バレ」を見る。 日本統治下の台湾において、民族としての誇りを賭けて 日本軍と激しく戦った高地民族の話だ。 豊富な近代的兵器を持ち、数においても圧倒的に優勢な日本軍を 相手に、彼らは徹底的に抗戦する。悲劇的な結…

楽天的?

日本シリーズ、楽天が勝って初の日本一。 あくまで企業スポーツを標榜する読売に、地域密着型スポーツの 楽天が勝ったという、時代の求める象徴的な結果だった――と とりあえず解釈しておこう。 それにしても、川上哲治が亡くなったというタイミングのせいも …

やっかいな隣人

「なぜ中国はこんなにも世界で嫌われるのか」(内藤 明宏)を読む。 著者は中国でビジネスをしてきた人で、奥さんも中国人とか。 著者が実際に見聞したエピソードをもとに、中国人気質を 解き明かす。 最も印象的なエピソードは、中国人にゴミのポイ捨てを注意…

シライ?

「64」(横山秀夫)やっと読了。 前半は警察内部の対立や権力闘争が描かれ、いささかうんざり。 警察内部の不祥事を隠匿するために、退職した警察官をえんえん 監視する――なんてリアルなエピソードもあり、正直「お前らなあ、 税金分はちゃんと国民の方を向…

近くて遠い国

別に韓流ファンでもないし、かといっていわゆる嫌韓でも ないのだが、このところ韓国関係の本を読んでいる。 なかでも、日本に帰化した呉善花氏の著作は面白かった。 「日帝だけでは歴史は語れない」、「韓国併合への道」、 「私はいかにして日本信徒となっ…

前途多難

「64(ロクヨン)」(横山秀夫)を読んでいる。昨年の 国内ミステリーベスト1作品。まだはじめのあたりだが、 早くも疲れ気味だ。 というのは、つまらないのではなく、本が重すぎるのだ。 ハードカバーで646ページという質量は、腕にずっしりこたえる。 ロッ…

図書館ダイエット

図書館のHPで読みたい本を探したら、三ヶ所に分散して いたので、MUJI号でお出かけ。高井戸、永福、高円寺と 区内をえんえん回る。 途中、永福に行くつもりが、善福寺川緑地を走っていて 間違えて成田図書館に入ってしまったり……Orz いろいろ回っていると、…

クール・ジャパン?

Tジョイ大泉で、「ウルヴァリン:SAMURAI」を見る。 日本ロケが話題になっていたので、クール・ジャパンなものが いっぱい出てくるのかと思ったら、目につくのは新幹線とか ラブホテルくらい。 あいも変わらずヘンな日本語や描写が目につくのは、 「007は二…

ネットのバカ

「ネットのバカ」 (中川淳一郎)を読む。 金儲けという点からすると、ネットでは有名人がやはり 有利であること。勝者が総取りすること。ほとんどの人は クリックし続ける奴隷である、という。 ネットがあろうがなかろうが有能な人は有能だし、無能な人は …

永遠の0

「永遠の0」(百田 尚樹)は、評判通りなかなか面白い小説だった。 特攻隊で死んでいった男を巡る、ミステリアスな展開。 意表をつく結末。最後には深い余韻を残す。 あの戦争の流れもよく分かるし、坂井三郎など実在の撃墜王が 登場し、空戦の極意などが語…

「私」を削る

これも「本と映画と『70年』を語ろう」(鈴木邦男/川本三郎)から。 川本三郎は50歳を過ぎて、「日本語というのは主語が なくても成立する」と気づいた、という。だから、 「荷風と東京」を書いたとき、「私」を全部削ったとか。 「うまい酒は水のようだとい…

主語複数・述語暴走説

「本と映画と『70年』を語ろう」(鈴木邦男/川本三郎)を 読んでいたら、「主語が複数になると、述語が暴走する」と いう言葉が出てきた。 思わず、「誰がうまいこと言えと……」と呟いた。 つまり、「私はこう思う」というのが、「我々は〜しなくちゃ いけな…

五輪雑感

◉東京五輪が決まってしまった。わたしの世代としては、 前の東京五輪での印象が強いので、いまさらという気がして、 誘致騒動にはさっぱり乗れなかった。 しかし、最近考えを変えた。五輪となるとやはり相当な 経済効果が見込まれるわけで、まあ福島原発の処…

しつこくPerfume

Perfumeのライブを見ていて発見したのは、彼女たちが意外に 古風な(?)日本人らしさを持っていること。 「ありがとうございます」と言いつつ、何度もする丁寧な お辞儀。親やスタッフへの感謝の念。 「見ている人は必ず見ていてくれる」とか「夢はいつかか…

あまちゃん

お刺身系の買い出しに、西荻・富士ガーデンの魚屋さんへ。 ここは閉店の夜8時近くになると、大幅な値引きになるのが うれしい。 見ていると、最初は2割引き、さらに時間がたつと5割引き、 そしていよいよ帰れといわんばかりの「蛍の光」がかかり 始めると、1…

経済性と主義の相剋(?)

久々に蒸し暑い夜だ。しかし東電の売り上げには協力したく ないので、断固エアコンは使わない。 とはいえ深夜になると、さすがにうんざりしてきたし、 本読むのも気が進まないので、外の風に当たって涼もうと、 MUJI号でお出かけ。 さすがに走っている間は気…

代償

昼すぎ、シャワーでも浴びようと風呂のフタを開けたら、 なんとゴキブリが2匹。1匹は浴槽の底に沈んでお陀仏だが、 もう1匹は浴槽の内側に張り付いている。 即座に水中に落として退治。さすがに気持ち悪いので、 風呂の水は全部抜いて新しく入れなおした。 …

まだまだPerfume

Perfumeのマイブーム、絶賛継続中。 東京ドームライブのブルーレイを買ってきて、毎日見ている。 まず全体を通して流し見。次に好きな曲やツボのところを リピートしまくる。ひと通り終えたら、YouTubeを 渉猟する……という繰り返し。 ブルーレイがすり切れな…